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自分のことがわからなくなる前に気づいて。

こんにちは。エヌです。

先日、
親が家庭の問題を子供に秘密することによって大人になってから、
『自分の気持ちを人に伝えることが苦手になる』
ことをアップした。


もう1つ記事にしたいことがある。
家庭の秘密を共有することで
おこる生きづらさ2つ目。

些細なことでも嘘を言ってしまう。

自分のことを自分から話さないとしても、
どうしても、相手から家庭のことを聞かれてしまう場面がある。

そうすると、
例えば、親がアルコール依存の場合『親はお酒を飲みません』とか
ひきこもりの兄弟がいる場合『兄は学校に行っています』などと咄嗟に嘘をついてしまう。

普段、親からそう言うように言われているから。


これ、実話です。

実は私が子供の頃に私の家庭で本当にあった実話です。
私の話で恐縮ですが、
父が何十年、働かず昼から酒を飲んでは家族に絡む。
パチンコに行って負ければ家で暴れる。

私は両親から、
『お父さんは、仕事に行っています。〇〇会社で働いています』と
言うようにといわれ、その通りにしていました。
ずっと嘘をつき続けたのです。

悲しすぎる嘘です。

こんな嘘を子供は従順につき続けるのです。

その内、大人になってから、
自分のことを知られたくない思いから、
必要もない些細なことでも嘘をいう癖がついてしまいます。

そうすることで
『これ以上、追及されたりしない』という
上手くいった経験があるから、
嘘を言ってその場をやり過ごすのです。

自分が誰なのか分からなくなる。

嘘を言ってその場をやり過ごすことを
続けることによって
自分のことがよく分からなくなります。

自分の好きなことや、ものに至るまで、
自分のことが全て噓っぽく見えたりして、

自分として生きていることに実感が持てず、

生きている心地を感じづらくなります。


親が、子供の秘密を共有することで
子供が将来にわたって
生きづらさを抱え、
人間関係を適正に構築することが極端に苦手になる。

自分を救えるのは自分だけ、これが現実だった。

私の場合、
自分の子供時代にされた
親からの秘密の共有を自覚して、
自分を向き合い、気づき認めて、癒すことになるまで
さまざまな場面で生きづらく苦しかった。

私以外の誰かが、
この生きづらさから救ってくれることはない。

自分を救えるのは自分だけ。ってことに気づくことが第1歩でした。

最後に、
親の事情に
子供を巻き込んではいけない。
子供は、子供らしく子供時代を生きてほしい。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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