見出し画像

【希少疾患を知る⑨】シェーグレン症候群

こんにちは!ペイシェントアクセス室です。
今日は、シェーグレン症候群という希少疾患について、どんな病気なのか簡単に紹介させて頂きたいと思います。

日本では約2万人

シェーグレン症候群は、涙腺や唾液腺などの外分泌腺に慢性的に炎症が起こる自己免疫疾患です。疾患当事者は約2万人 (令和4年度末現在特定医療費(指定難病)受給者証所持者数)いることがわかっていますが、潜在的な患者さんも含めると、実際にはもっと多いと考えられています。子どもから高齢者まで発症しますが、中年女性に最も多く見られます。

シェーグレン症候群は、遺伝的要因、環境要因、免疫異常、女性ホルモンなど、いくつもの要素が複雑に関連し合って発症すると考えられています。合併症を伴わない場合は「一次性シェーグレン症候群」、全身性強皮症・関節リウマチ・全身性エリテマトーデスなどの膠原病の合併症として発症している場合は「二次性シェーグレン症候群」と、大きく2つに分類されます。

主な症状は、ドライアイ(目の乾燥、かゆみ、目やに、眩しいなど)、ドライマウス(口内の乾燥、唾液が出ない、味がわからない、虫歯が増えるなど)、鼻腔の乾燥(鼻血が出るなど)です。その他、疲れやすい、発熱、アレルギー、うつなどの症状が出ることもあります。

もっと詳しく知りたい方は、難病情報センター(指定難病53)などをご確認ください。

私たちペイシェントアクセス室では、シェーグレン症候群の当事者・ご家族向けの、LINE公式アカウントを運営しています。よろしければこちらもご参加ください。

【運営中】
QLifeペイシェントアクセス室による、各希少疾患の当事者・ご家族向けLINE公式アカウント「オンラインラウンジ」

現在開設されている疾患はコチラからご確認ください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?