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タッチタイピングと賃上げ

タッチタイピングに挑戦してから約1週間、最初は驚くほどスピードが遅く、ついつい以前の我流に戻してしまおうかという誘惑に負けてしまいそうになりました。

今はと言えば、何とかギリギリ許容できるくらいのスピードになりました。とはいえ、かなり遅いことに違いはありませんが…

ただ、ストレスを感じるだけではありません。
徐々に、もどかしいスピードではあるものの、身体の不自由さが解消されたり、出来ないことができるようになっていくという感覚を久しぶりに味わえて楽しくもあります。

たしか40代後半にもなって箸の持ち方を矯正したときもこんな感じだったなと思い返しています。あの頃は、一食一食がテストのようだと感じた一方で、だんだん上達してくると食事が楽しみにもなっていきました。


■ 社内を観察してみる


検索しても定かなものが見当たらないのですが、タッチタイピングができる人の割合は3~4割ということだそうです。
体感としては「そんなにできる人がいるかな」って感じですね。

タッチタイピングができるとはいっても、「できる」度合いはいろいろです。手元を完全に見ないでタイピングできる人の割合は相当少ないのではないかと思います。

では弊社はどうなのか観察してみました。
さすがに人差し指1本で手元と画面を行ったり来たりして打つ人はごく少数ですが、多くの人は完全に手元を見ないで打ててはいません。つまりタッチタイピングができないのです。
8割方できないと言って良いと思います。

この何日か、経営者が背後に忍び寄り、「気にしないでね~」と言いながら仕事する姿を観察される。そうした奇怪な、ある種ハラスメントと言ってもいい行為にさらされたへいしゃ社員の皆さん、申し訳ありませんでした。

■ タッチタイピング習得は賃上げとセットで


やっぱり観察の結果、タッチタイピングができないことでけっこうな時間のロスになっていることがわかりました。
タッチタイピング習得で仕事の効率を上げることができそうです。

一方で皆さんの給与引き上げも考えないとなりません。
給与引き上げは生産性向上があってこそです。
生産性向上は、収益を引き上げ、投入する労働力を抑えることで実現できます。

タッチタイピングは、明らかに投入する労働力を抑えることに繋がります。
これは給与引き上げと引き換えに(と言ってはいけないかもしれませんが)タッチタイピングを習得していただきましょう。
最近読んで感銘した『鬼時短』でも記されていたように、DXの第一歩はタッチタイピングでみんなの自信を高めることですね。


■ まずは隗よりはじめねば


ということで、近いうちにタッチタイピング習得しよう運動をはじめたいと思うのですが、まず隗より始めよです。

経営者である私自身が実験台というかモニターになり、ある程度タッチタイピングを習得し、「タッチタイピングができると楽だよ」と実感を持って言えないといけません。

そのためにももう少し頑張らないといけませんね。

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