やっとオンラインからロサンゼルス（正確にはBurbank）のオフライン展示会ANME (Adult Novelty Manufacturers Expo)！が戻ってきました！

イツ面が揃う、同窓会の様なエキスポの中に、新しい出展社もちらほら出展していました。日本でも海外でも「セクシャルウェルネス」は規模拡大中。そんなキワドイ業界のトレンドをレポートします★

エロっておもしろい！

これは、トレンドというか、、、コロナで皆さん暇だったのでしょうか？ギャグ的な商品が多かった。ギャグ商品ですら全力で作るのが海外のいいところ。

こんなの売れるの？というモノが製造が追いつかなくなるほど売れるから、やっぱり海外って性に対して「面白い」、「楽しい」って気持ちが強いんだな。と確信。

絵文字ライセンス、スレスレのEmojibator🍌🍆🍓🐥　若い子向けの可愛い商品も目立っていました。SNSで大ヒットすると数年間は売れ続けるようです。色んな情報が飛び交うネットだからこそ、思春期の子たちにとってSEXはホットなトピック。その分、性教育をちゃんとしてないと病気や妊娠に繋がる事を懸念して、海外のメーカーはただ売るだけでなく、性教育の発信もきちんとしています。

このブランドも、性被害に合い、恐怖と嫌悪しか感じられなくなっていたセックスに対して、「かわいい」「ポップ」なデザインによってまた、快感を感じられるようになったという当事者たちの声を集め、とてもポジティブなマーケティングをしています。#Empowerment　はこの時代に欠かせないですね。

LOVE IS LOVE

もう一つ、今の時代に欠かせない社会の動きと言えば「多様性」と「見捨てない」マインド。LGBTQ＋や人種だけでなく、障害者や高齢者も含める全てのマイノリティーを対象にしたブランディングや商品開発が必須です。なかには、見せかけマーケティングも多くあるけど、それでも企業が広告を通して消費者のマインドを変えていけば、もっと生きやすい社会に繋がるはず。

安全・安心第一！

日本でもデリケートゾーンが流行る中、アメリカもトイだけでなくもっとウェルネス観点に力を入れ始めています。安全な成分や避妊についた性教育はもちろんのこと、こちらはとても実用てきなアフターセックススティック。

女性向けのプレジャートイのスタートアップ企業と言えばDAME社。トイだけでなくサプリやデリケートゾーン商品もラインアップが増えていました。真の #WomenEmpowerment はまだまだ始まったりばかりなのかも。

淡く優しいカラー

情熱的な赤や、欲望を表すクラシックなブラックが圧倒的に多いこの業界で、全体的に優しいカラーが多く目につきました。ジェンダーニュートラルを意識しているのも新色が人気な理由の一つですね。「女だからピンク」といった決めつけは古い時代。

コロナで大きく影響を受けたセックストイ業界

個人的に感じたトレンドまとめ。
❦　ギャクアイテム
❦　ウェルネスグッズ
❦　淡いカラー

コロナ前と変わらないのは、みんなトイメーカーという競合でありながらお互いの良い所や違いを尊重し合い、お客様のニーズやフェチにあった商品を提供していて全くライバル意識がないどころか、仲間意識がとても強い。
ニッチで狭いコミュニティーである分、悪さをしていづらくなるのも事実。日本も海外を模範にWin-Win精神を忘れずSexual Wellness を拡大していって欲しい。

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