最新技術の集まる、世界最大級のエネルギー総合展〔スマートエネルギーＷＥＥＫ〕

グリーンな社会を促進する先進国といえば、ヨーロッパの国々。
技術だけでなく、政府機関からの手厚い手当や国民の意識の高め方などを含め、アジアや欧米にとっては発見の多い学びの場。

今回の展示会ではセミナーも満席。コロナ渦にもかからわず、会場も閉館ぎりぎりまで人で溢れ、未来への希望を原動に動いているようでした。規模の大きい分野なだけに大企業が多く、トヨタのDENSOブースは常に人が絶えず、安全性を懸念して出展を諦めた企業も、トップ営業マンを送りこみ積極的にネットワークと情報収集に力を入れている姿が印象的でした。　　　　

世界のスマートシティ計画

WOVEN CITY　静岡県　日本

トヨタが計画するスマートシティプロジェクト。
Woven=ウーブンとは、「織られた」という意味を持ち、この大都市の構成となる３つの道路が網の目ごとく織り込まれるという意味がある。

CLEANTECH INCUBATOR 　ロサンゼルス　米国　　

市内視察アテンドでもお邪魔したインキュベーションセンター　　　　　　　　　　　　　　　　事前にアポを取れば、施設内をツアーできるようになっており、電気飛行機を実現させた企業や、オリンピックに向けての取り組みなど興味深い話がたくさん聞ける最先端技術の密集する場です。

Spring Valley Tech　バゴ市　フィリピン

アジアのシリコンバレーを目指すインキュベーションセンター。　　　　　　　　　　　　　アジア圏ではスマートシティランキングで最下位だったフィリピンですが、今では、都市開発のみに留まらず、風水などの次世代エネルギーを利用したスマート農業にも力を入れ、今後テクノロジーの分野では目を離せない先進国として期待されています。

そう、クリーンでエコな社会を目指すのであれば、もはや競合はなく、どの企業も協力しあい助け合うことで利益を生み出す方法を取らないと成功しないですもんね。人が、起業が、国が次世代のために手を取り合い地球にやさしい未来を創りあげる時代ですね。

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