見出し画像

大学受験に失敗し、何を目指すべきか分からず、モヤモヤしていた私が、事業運営型インターンで学んだこととは。

こんにちは!「みちとつながるコミュニティPAddle」 note編集部です。

今回からこれまでPAddleでの運営に携わってきた卒業メンバーによるコラムを不定期でお届けします!

さて、PAddleは18歳〜22歳の“センパイ”が、中学生〜高校生に向けて進路選択を自分の意思で行うために「視野を広げる」コーチングを提供するサービス!

なんと、インターン生だけで運営がまわっています!!

サービスの立ち上げも発起人の代表・まっすーを始めとした数人の学生インターンメンバーが行い、自分たちでサービスの方向性や料金を検討することでここまでのサービスに結びつけました。

企業とは一線を画した形で、「事業運営」を自分たちで行うPAddleのインターン。

自分たちの責任ですべてが決まり、物事が動いていく経験を通じて、インターン生はどのようなことを学ぶのでしょうか?

今回のプレゼンターは、第一回、第二回のももとしみよりも少しだけ早くインターン生となり、約1年半活動した後藤晏伴(はる)です。

◾️天狗になっていた高校時代

 
私は、高校時代、学校の授業の一環で行われた地域活性化プロジェクトに本気で取り組んでいました。

そのプロジェクトで私は、地元を訪れるベジタリアンやヴィーガンの方たちに向けた英語のレストランマップや、webページなどを作成し、市役所や、ゲストハウス、レストランなどにおかせてもらうことができました。

その結果、コンテストでは約50組中の1位になり、市役所でプレゼンをし、記者からも取材されることができたのです。

これ以外にも、今までお弁当コンクールで全国7位を取ったり、校歌のピアノ伴奏をしたり、野球で最優秀選手賞を取ったり、、、もう自分にできないことはない!と思い込んでいました。

◾️不登校になり、湧いた焦りと怒り

しかし、私は大学受験で失敗した。


地域活性化プロジェクトを終えた後に、周りとできた学力の差を取り返せないと感じ、不登校になってしまいました。2年の冬から、7カ月の不登校期間を経て、3年の9月くらいからぼちぼち学校に行き始めたある日、こんな噂が聞こえてきた。


「○○ちゃん総合型選抜(旧:AO入試)で○○大学(某有名大学)に受かったらしいよ。」


その子は、私と同じ班でプロジェクトをしていた子で、リーダーをしていたと面接で嘘をついて合格したそうだ。私がリーダーで、彼女は会議にたまーに参加するくらいだったのに、、、悔しかった、、、

高校では、国公立大学の一般入試ばかりを推されていたので、自分の経験を面接で話して受験する総合型選抜の存在すら知らなかった。

不登校期間が長すぎたから、受ける余裕はなかっただろうけど笑

その後、私立受験も前期試験も失敗し、後期試験でやっと進学先が決まった。

やっとのことで受かった大学だが、偏差値だけを参考に受験したから、本来やりたかったことが学べる学科ではなかった。転学科をしようとしても、その難易度は非常に高く諦めざるを得ない。。。

自分の高校を憎んだ。

もっと色んな情報を教えてくれてもいいじゃないか、、、偏差値だけでなく、やりたいことベースで受験することの大切さを教えてくれてもいいじゃないか!!学校が教えてくれなくて、どうやって知るんだ!!

不登校になったくせに、自分で調べなかったことが当然悪いのだが、、、笑

私は、自分と同じ思いをする人が少しでも減ってほしいと思った。将来の色んな選択肢を考えて、そのためのたくさんの手段を知ってから受験する人を増やしたい。

そうしたら、もっと意欲的な大学生が増える!総合型選抜がメジャーになれば、勉強以外で自分が本当にやりたいことに挑戦できる学生がもっともっと増える!!と考えた。


学びたいことを学べない大学生の現状については下の記事をご覧ください。

◾️PAddleとの出会い


    そう思ってやってみたいと思ったけど、どうしたらいいんだろう、、、色々手を出して頑張ってきたけど、結局何が得意で強みはなんだろう、、、仲間は?資金は?と悩んでいた時に出会ったのが、まっすーという男だった。

彼は、大学に入学し、「本当はここに来たくなかった」というオーラが漂っている学生が多いことに衝撃を受けたらしい。

そんな大学生が少しでも減るように、高校生のうちから視野を広げて自分の興味関心を見つけ、納得のいく進路選択を実現してほしい!という思いで、「みちとつながるコミュニティPAddle」というサービスやっていた。

私は、そんな彼の本気度に心を打たれ、PAddleに加入したのである。

彼の熱い思いは以下のリンクから見れます!

◾️PAddleに入って味わった挫折

    正直、高校までに色んな経験をしていたので、自分はPAddleにとって期待の新星だ!と自信満々でPAddleに入った。しかし、プロジェクトを進めていく中で、PAddleのメンバーそれぞれの力に驚愕したのであった。

PAddleには、今まで12人のインターン生がいて、それぞれが唯一無二の力を持っていた。議論を進めるのが得意な人、SNSを扱ったり、デザインを作るのが得意な人、場の空気を明るくするのが得意な人など、、、彼らのレベルは非常に高かったのだ。

私はあっという間に自信を無くした。私は、井の中の蛙だったのだ。

自分の力は、各分野で秀でている人には全く敵わないということを思い知った。

「自分が頑張ってデザインをするんだったら、デザインが得意な人に任せた方が早いし、うまいじゃん。」と感じ、自分の存在意義を見出すために、必然的に自分のやりたいことや得意なことを探さなくてはならなかった、、、

◾️やりたい!できる!が見つかる環境

しかし、PAddleには、自分のやりたいことや、得意を探す環境も整っていた。

大学生が主体でやっているサービスで、本当に自由だからだ。

仲間たちとああでもない、こうでもないと沢山の議論をしながら考えたイベントや、PAddle内の仕組づくりを実践できる。

実際に、高校で出前授業をしたり、Tシャツを作ったり、インスタ広告を出してみたり、と自分たちのやってみたいことに挑戦することができた。

こうやって多くの挑戦する機会があることで自分がやりたいことや、得意とすることがだんだんと見えてくる。

また、PAddleは富山の企業の1つの事業でもあるから、社長からも適度にアドバイスをもらえたり、特別な講習会を開いてもらえたりする。

これらは普段は気づかないことに気づかされ、自分の視野を広げることや、成功体験を味わうということに直結するのだ。

◾️成果と喜び

こうやって、メンバー全員で高め合いながら、学びを得て成長していくと、ちゃんと結果もついてきた。

PAddleは、まだできてから2年弱しか経過してないけれど、前年度はイベントにのべ140人近くの中高生が参加してくれて、大学の偏差値だけではなく、色んな選択肢や、将来のことを考えた上で、進路を決定した人がたくさんいた。

中には、お茶の水女子や慶應に推薦で合格したり、早稲田に合格する人も出ました!!

自分がずっと見てきた中高生が成長していく姿はとても感動しました。その子が推薦に合格した時には涙が出そうなほど嬉しかったです。

こんなに中高生を応援できて、感動があり、学びもあるインターンは、「みちとつながるコミュニティPAddle」しかないと思います。

■最後に

 
  大学生活は一瞬で終わってしまいます。闇雲にチャレンジして、大学3年で、「なんかどれも夢中になれなかったな、、どういう職業が向いてるのかな、、、」と迷っていたらもったいないと思いませんか??

そうならないためにも、中高生の視野を広げる活動を通して、自分の好きなことや得意なことを見つけて、その分野を極めていくということはとても有効な手段だと思います。

私自身は、PAddleを通して、自分は考えていることを話して伝えるのは苦手だな、、、とか、一人一人の個性にとても興味が沸く人間だな、、という自己理解が進み、今後はPAddleから離れて自分の思い描く理想のためのスキルを磨くことに専念することを決めました。

あなたも高校生に視野を広げて進路選択をしてほしいと思いませんか?

そんな活動をしながら、レベルの高い人たちの中で揉まれて、学んでいきたいと思いませんか?

自分のやりたいことや得意を見つけて、社会で必要とされる人間になりたくはないですか?

そんな思いが少しでもあるなら、PAddleのインターンに挑戦することをお勧めします。

興味のある方は是非、PAddleのInstagramにDMをください!!
お待ちしております。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?