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【料理レシピ】アケビの肉詰め


秋も深まってきました。

秋の味覚、堪能していますか。

食べ忘れているものは無いでしょうか。


コロナ禍の影響で国内のもの、

身近なものに目を向ける機会が増えました。


そこで、山形の秋の郷土料理

「アケビの肉詰め」をご紹介します。


「アケビって?」と思う方も少なくないかもしれませんね。

アケビは秋になると実をつけます。

木になるのでフルーツなんですよ。


実のサイズは、こぶしより少し大きめで楕円形。

柔らかくつるんとした美人さんです。

熟すほどに

色は濃い紫になります

紫色ですので、アントシアニンが豊富なんですよ。

そして、実の中には、白いモスラのようなものが潜んでいます。

「え!?生き物?」「幼虫?」という

ギョギョッとしたインパクトです。

よく観察すると、幼虫を思わせる黒い点は種なんです!

これでもか!ってほど、種が蜜になっているんです。

しかも、蜜なのは見た目だけではなく

モスラはゼリー状で、蜜のように甘いのです。

モスラはそのまま食べます。

ちなみに、甘くなると紫の実(皮)は割れますよ。

ただし、アケビの皮はほろ苦い味です。

私は30代後半から好きになりました。

大人の味ですね。


では、いよいよ

「アケビの肉詰め」の作り方をご紹介します。


と、その前に!

「アケビの肉詰め」は

郷土料理なので、家によって味は様々です。

材料と味付けはお好みで作ってくださいね。


なので、ざっくりとした作り方をご紹介します。

まずは読んでみて、

お好みのイメージを想像してください^^


【ざっくりとした作り方】

①アケビに包丁を入れ半分にする(もしくは大きく切り目を入れる)


②お好みのひき肉にお好みの野菜を混ぜる、軽く味付けする

(ハンバーグを作る要領です)


③②を①に詰める


④アケビより高さのあるフライパンに

焼き物をするときよりも多めの油を敷く


⑤④に③を置く


⑥弱火から中火で気長に焼く


⑦軽く焼き色がついた裏返しする


⑧フライパンに蓋をする


⑨焼き加減を見ながら、アケビを返し、中までしっかり火を通す


⑩だいたい火が通ったなら

フライパンの中に砂糖と醤油、もしくは味噌などお好みの調味料を入れて

お好みの味付けをする


⑪盛り付ける


⑫完成!!


ほろ苦いのでお酒にも合います。

用意したお酒との相性をイメージし、

②と⑩の時に、いくらでもカスタマイズできます


秋が旬のアケビ。

気になる方は、冬が来る前にどうぞ♪








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