【読書からの贈り物】『プロセスエコノミー』の中で紹介されているハイネケンの動画を見てみた!
おはようございます。金木犀川かおりです。
私は毎日、読書を楽しんでいます。
今は、尾原和啓さんの「プロセスエコノミー」を読んでいるのですが、
その中でこんな動画が紹介されていました。
この後、ハイネケンのCMのざっとした内容と、そこから得られる学びを教えてくれています。
本で、著者が参照した論文とか本とかだと、なかなかそれそのものを見るのは難しいですよね。
でも、こういったYouTubeの動画なら、著者が参考にしたものと同じものを見ることができる!
とてもうれしい体験でもありますし、この動画自体、とても興味が湧きました。
それで、私も見てみることにしました。
1、動画を見つける
本に書いてあったとおり、YouTubeで
「価値観の違う他人と仲良くなれるか?」
と検索すると、すぐ見つかりました!
2、早速視聴。登場人物はどんな人たち?
1回見ただけでは、どんな人たちか覚えきれなかったので、冒頭をまとめてみました。
このように始まり、
・男性A(新右翼)と女性A(左翼)
・男性B(気候変動は信じない)と男性C(気候変動について十分な対処をすべき)
・男性D(フェミニズム反対)と女性B(フェミニズム支持)
がペアになり、作業を始めます。
3、登場人物たちはどんな実験をするのか
最初は、「1、アイスブレーカー」です。
2人でイスを組み立てます。
自分は得意だから聞いて、という人もいれば、私は助けが必要だという人もいます。
お互い助け合いながら、2人のイスを完成させます。
次が、「2、Q&A」です。
指示された内容に沿って、お互いが話します。
Q「あなたを5つの形容詞で説明してください」
いらだたしい、献身的、意見を主張する、無礼、攻撃されやすい、誤解されがち・・・といった単語で説明します。
Q「私とあなたが持つ3つの共通点を述べなさい」
本来10分間で知り合った人より、もっとお互いについて知っている。君は野心的で、輝きがある、オーラがすごい。元軍人?など。
「ちょっと大変な状況で育てられた」などの、自分のことについて語りだしたり、「君は話し合いをする人だと感じる」と相手を褒めたりします。
次は「3、橋渡し」
2人で協力しながら、バーカウンターを作ります。
そして、「4、決断」
2人にハイネケンのビールが渡されます。
バーカウンターには印がしてあり、そこにビールを置くよう指示されます。
その後、アナウンスが流れます。
その後、冒頭の動画が2人の前で流れます。
そこで初めて、2人は主張が全く違うことに気付きます。
少し困った空気が流れるように感じまし、悲しそうな顔にも見えるのですが・・・
驚くのは、動画の終了後です。
2人とも、そのままビールで乾杯し、話し合います。
そして全員が、自分の主張を通して相手と別れるのではなく、相手と仲良くすることを望みました。
4、動画から学べること
「プロセスエコノミー」では、本のテーマであるプロセスを共有することの大切さと、この動画を結び付けて、このように書いてあります。
私はもっと単純に、お互い大切にする主張はあってもいい。
だけど、それは相手を攻撃したり、非難する理由にはならないし、相手と同じ部分、分かり合える部分もたくさんある、ということを教えてもらった気がします。
人は違う部分もある。
でも同じところや、協力し合えることがたくさんあるし、そうしていくべきだ、ということを感じました。
でも、同時にそれは、今回のアイスブレーカーや、Q&Aのようなきっかけや時間も必要であると学びました。
今回は、尾原和啓さんの「プロセスエコノミー」で紹介されていた動画を、実際に見てみました。
著者が参考にしたのと同じ動画を見られるのも楽しいですし、自分なりの発見もありました。
これからも、読書や、読書での発見を楽しみたいと思います。
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