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なぜ理学療法士が起業したいと思ったのか?

こんにちは!ぱごろもです。

今回は、「私がなぜ起業したいと思ったのか?」というテーマです。

まずは理学療法士(PT)が起業する際のハードルについて説明します。


PT起業のハードル

PTという職業は名称独占の資格になります。

名称独占というのは、資格を持った人が、その資格名を名乗れるというものです。

つまり、私が「私は理学療法士です」と言って仕事をするのは構いませんが、資格を持っていない人が「理学療法士です」と名乗って仕事をすることはできません。

この名称独占の資格だと、自分で開業することはできません。

接骨院などを営んでいるのは柔道整復師さんや鍼灸師さんなわけです。

私たちが理学療法、リハビリテーションをお客様に提供したいと思っても、そういう施設を開くことはできないのです。


病院ではフォローしきれない患者さん

私が勤めていた病院は、いわゆる急性期病院と呼ばれるもので、救急患者さんが大半でした。

現在、病院に入院していられる日数と言うのはどんどん短くなっています。

私の病院でも、術後1週間程度で退院する方がいました。


病院にいることのメリットというのは、安心感がある、サポートしてもらえるということであって、リハビリ的にはデメリットの方が多いと私は思っています。

なので早く退院できるのは良いことだと思うのですが、その後のフォローアップというのが、定期受診ぐらいしかないのです。

特に心不全などの心臓病の方が退院し、また悪化して再入院するという悪循環が問題になっています。


こういうのってどうにかできないのかな?と思い、自分のやりたい理学療法、リハビリをやるためには起業するしかない!と考えました。


もちろんお金もほしい笑

PTの年収ってどれぐらいかご存知ですか?

よく、「いっぱいもらってるんでしょ?」なんて言われますが、それは一昔前の話です。


現在、新卒の理学療法士で年収が400万円を超えるのは難しいと思います。

管理者、技師長などになっても600万程度だったりします。


これって夢ないですよね?

やりたいことやって、お金も稼いで、楽しい生活送りたーい!

という欲望もありました。


現実的な起業方法

自分のPTとしての経験を活かしたいなら、訪問看護ステーションデイサービスの設立・運営を行うのが、起業の方法として挙げられます。


もちろん、まったく別の業種で起業するのもありです。

そっちもおもしろそうですし。


まぁもちろんそれはそれでハードルがあります。

訪問看護ステーションなら看護師さんがいないといけないので、採用に苦労します。

これは私が起業をあきらめたひとつの要因でした。


近年、起業するPTは増えていますが、同時に倒産していくPTも多くいるようです。


ハードルを越えて起業する!

それが今の私の目標の1つです。


まとめ

今回は企業について書きました。

・PTは名称独占で開業権はない

・病院ではフォローしきれない患者さんがいる

・お金もほしいよね

・起業のハードルはいろいろ


がんばるっきゃないのです!!!

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