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子どもの心の発達と親の役割

25年前の警鐘が今も尚重要
25年前にリトミック研究センターで提唱された子育ての考え方が、
今日でも変わらず深刻な問題として存在しています。
その警鐘が、今や当時の子供たちが親になりさらに広がりを見せています。

時代が変わっても、人としての心と体の発達の順序は変わりません。
例えば、教室に通われている2歳や3歳の子供たちは、
最初は不安やお話しが聞けず、親御さんも大変な面もあるかもしれませんが
徐々に慣れ、毎週のように楽しくリトミックを楽しんでいるでしょう。

この時期の子供たちにとっては、まだお母さんとの絆が最も重要であり、
社会性が育つ出発点でもあります。
近年、何事も早くから始めることが良いという風潮がありますが、子供たちの心の発達においては昔も今も変わりません。←ここが25年前の事です。
特に乳幼児期から3歳までの間は、安心感や安定感が重要です。
しかし、最近の親たちは、この段階の重要性を見落としていると言われています。←ここもすでに25年前から気づいている事です。
リトミックの教室では、お母さんや先生の視野の内にいて、
小さな集団での遊びが子供たちにとって大切な体験となります。
これは、安心感や安定感を養う上で不可欠なものであり、
自立心を育む土台となります。
自立するためには、
自分自身を大切にすることが重要です。
しかし、現代の子供たちにとって、「自分のことが好き」という感覚が
欠如していることが多いようです。
この感覚は、親や周囲の人々からの無条件の愛によって築かれ、
自分自身を好きになることにつながります。
リトミックでは、お母さんが築いてくれた愛情の土台を生かしながら、
音楽を通じて反応力を身につけさせます。
この反応力は、思考力や実現力につながり、子供たちの成長に大きな影響を与えます。自分を大切にする感覚を養い、反応力を高めることは、将来への自立や成功体験にもつながるでしょう。
子供たちが表現する一瞬一瞬のしぐさや表情は、
とても愛らしくかわいいものです。
親や指導者、養育者も子供たちからの愛らしさに癒やされると同時に、
彼らの成長に対する責任を感じるでしょう。
親として子供たちの心の成長を見守り、愛情と支援を与えることは、
決して簡単なことではありません。しかし、
その努力は、子供たちの未来に大きな影響を与えることでしょう。

「土台がないところに家は建たない」
子供たちの成長にとって重要なのは、安定した環境と愛情に満ちた土台です。この土台がなければ子供たちの心は十分に成長することができません。
養育者として愛情と安定を提供することは子供たちの心の成長に不可欠です

「反応力を身につける」
子供たちが自分の考えを素早く実現するためには、反応力が重要です。この反応力は子供たちが将来的に成功するために不可欠なスキルです。
親は子供たちに対し自分の考えを自由に表現する機会を与え、反応力を高めることをサポートする必要があります。

「思考力→実現力」
子供たちが身につけた反応力は、思考力や実現力につながります。つまり、自分の考えを具体的な行動に移す能力が育ちます。親は子供たちに対し
目標を追求し夢を実現するためのサポートを提供することが重要です。

親御さんどうやってやりましょうか!?
子育てスキル・自分の為にも磨きましょう!大切なのは、心ですね。


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