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自分の意見を言える子育てベースづくり

10歳の子どもを持つママから
わが子が自分の意見を言えない
気持ちを伝えるのが下手だというお話を伺いました

持って生まれた育った環境も影響しますが
ママは3歳までに
子どもが自分の意見を言えるように促しましたか?
ここがポイントです

2歳ころまでは
「助けが必要な時期」ですが
2歳を過ぎるころからは
「支える時期」に入ってきます

2~3歳は「ひとりの人間として尊重する」

2歳までと同様、
親が子どもを見守っていくのは変わりませんが
子どもをひとりの人間として尊重するように
接していくと
子どもは自分は認められた人間と
思えるようになり
「自己尊重」が見られるようになります

巷でよく言われる自己重要感だとか
自己肯定感のベースです

子どもが何か言おうとしているところを
遮ってしまったり、笑ってからかったり
逆に気持ちを汲みすぎて代弁し
うちの子はこうでこうで・・・
なーんて守りすぎると
 
萎縮したり、言わなくても伝わるからいいやと
そのまま「自分の意見が言えない子」
育ってしまうかもしれませんよ

自分の気持ちを、言葉で表現させる
自分の気持ちを、言葉で伝えようとすると
「前頭前野」が発達して感情と理性の統合を促し
「セルフコントロール」

「自己表現」
を学習することができます。

ここでも
・子どもの行動の先回りはしない
・子どもの言葉を否定しない
・区切れる最後まで、話を聞いてあげる
これが大切です。

3歳までの育て方で
子どもの人生は大きく変わります

子どもの成長とともに
親の接し方も少しずつ変化していくことが必要です
子どもと一緒に親も成長していくので
必ずこうしなければならないと思い込むことは
危険ですわ、

間違った!失敗したかも!
と思うことも日々あると思いますが、
その間違いや失敗に気づくことでまた
親としても学べるチャンス。
もういちど子どもの気持ちを
しっかりと聞ける時間を持ちましょう。
聴き方も大切。

わが子は5歳の卒園前発表で、
たくさんの親御さんやお友達の前で
小さな超音波のような声を絞り出して
真っ赤な顔をして作品の発表をしていました。
きっと得意ではない気質なのでしょう。

それでも練習したり努力したり、
チャレンジしたりと、乗り越える力を育み
小学校中学年ころからは学級委員や生徒会長
中学に入る時には新入生代表挨拶まで
経験させてもらうような成長を見せてくれました。

苦手だからと、避けて通れるものや
克服しないと生きていけないものではないことも
たくさんありますが
努力やチャレンジで
失敗経験と成功体験を積む事は
その子が本当の自分を信じられる、
自己重要感の一番のベースを作ると感じます

3歳までの子どもと上手に接するポイントを知り
いくつになっても親子が笑顔で過ごせる時間を
増やしていってほしいなと感じます。

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