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その⑦Gating vs Manual Slicing vs Sampling


1.はじめに

今回のTutorialでは、グリッチビートを作る手法を3つ紹介しています。(正確には4つ紹介している気がしますが。)
どの手法も、グリッチサウンドを作るうえでは重要なものなので、全て自分のモノにしてしまいましょう。

2.ネタ元動画の紹介

今回も短い動画ですが、日本のつまらないTutorial見るより1000倍有益です。それでは4つの方法を順番に紹介していきます。

3.グリッチ手法の紹介

①トランジェントエンベローブの調整

聞きなれない言葉ですね。AbletonLiveの神機能の一つです。知らない人は必ずモノにしてください。(超簡単)

任意のオーディオクリップのクリップビューで「Warp」をON、「Beats」にして図のように設定したら「100」の所を段々小さい数字にしていくと、、、
RhythmLoopなんかに使用するとカッコ良くなります。

動画で確認↓

②SideChainGateを使う

こいつも難しそうな感じですが、原理は簡単。
Gateをサイドチェインで動作させ小刻みなBeatにするテクニックです。Mr.Billは動画でAnalogを起ち上げ、リリースを短くした音をサイドチェインしています。

Analogの設定。変更するのはAmp1のADSRだけだ。
Gateにサイドチェインしたところ。ちなみにGateの設定はLoopによって変わってくるので自分で考えてね。

はい、設定している動画。↓これも色々設定いじると面白い。

③Simplerに取り込んでみる

これも必ずモノにしなくちゃいけないテクニックです。
LoopをSimplerに取り込んで適当にMIDIで演奏してグリッチする方法です。

LoopをSimplerに取り込んだところ。各種パラメータはとくに変更していない。
もちろん変更しても良いんだぞ。
適当にMIDIで演奏してみる

こいつも動画でどうぞ↓
LFOでサンプルの位置を変えたりするとさらに面白くなるぞ。

④手動で切り刻む方法

こいつは言わずもがな、だな。
適当にスライスしたら、ひたすら自分の感性を信じて突き進むのみだ。


4.おわりに

今回4つの手法を紹介したが、どれも楽しく遊べるから、楽しく学んでほしいな。最終的には、色々勉強して、最後のマニュアルスライステクニックを極めることを目標にしてほしい。俺もまだまだ発展途上だ。みんなと一緒に頑張っていきたい。では。




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