おとですく

DTM・Ableton Live・Pianoを愛する。大学時代にスタジオミュージシャン…

おとですく

DTM・Ableton Live・Pianoを愛する。大学時代にスタジオミュージシャンを目指す→オーディション落選→家具屋に就職→1か月で離脱→1年半親の脛齧り→公僕になる→DTMに覚醒。https://otodesk.bandcamp.com/

マガジン

  • AbletonLive Rackを極める

    AbletonLiveのRackを極めて、唯一無二のオリジナルRackを作成しよう! Rackを極めれば、サウンドデザインをする上で大きなアドバンテージとなります。

  • Mr.Bill AbletonTutorialの紹介

    私の師匠Mr.Billの音楽的手法を一方的に紹介・解説します。

  • 【完全無料】Ableton liveの使い方・チュートリアル

    このチュートリアルでは、 ドイツベルリン製のDAW「Ableton liveの使い方」に焦点をあて クールな電子音楽やテクノミュージックを作る方法を公開していきます。

  • 【無料】abletonシンセで音作り

    ableton liveの付属シンセを使って、色々な音🎶を作ります。 ☑️パラメーター全公開‼️ ☑️再現度100%‼️

  • 【徹底解説】ワブルベースの作り方

    ワブルベースって何? EDMサウンドでは欠かせないワブルベース・グロウルシンセの作り方を 音作り・フレージングの双方から徹底的に解説!! 豊富な画像と音源&動画であなたもワブルマスターへ!!

最近の記事

『AbletonLive Rackを極める!!』その⑫ Max For Live編~Borrasca Sidechainer 3~

1.はじめに 今までの「サウンドデザイン編」ではなく、「Max For Live編」ということで、今までと趣を変えてみます。  Rackを極めるには、Max For Liveデバイスの利用法も知っておくと幅が広がります。また、Rackを使わないにしても単純に便利なモノも沢山ありますので、色々遊んで楽しんでみてください。  今回紹介するのは、AbletonLive Suiteにある純正(純正というのか分からないが)!?のものではなく、世界の変態たちが作った、私がお勧めしたいMa

    • その㊶Channel Headroom (62dB)

      1.はじめに 今回は、小難しいお話になります。AbletonLiveにおける各トラックのヘッドルームはどれくらいあるのかというお話です。  ヘッドルーム!?って方もいると思うので簡単に説明すると、 になります。正確な定義がこれがどうか分かりませんが、クリップしない信号の大きさというのがポイントです。  それがどうした、何に関係があるんだ?と思う人も多いでしょう。 AbletonLiveで作曲していて、「各トラックレベルが赤色になったことがありませんか?」  すこし勉強して

      • 『AbletonLive Rackを極める!!』その⑪ サウンドデザイン編~Spectral Delay~

        1.はじめに お久しぶりです。年が明けてからというもの更新頻度が遅くなってしまいました。音楽していないことはなくて、むしろ去年より制作や勉強・練習に力を入れている次第でして、更新が後回しなっているのが現状です。  まあ言い訳はこれくらいにして、今回はColourBassなんかにも応用できるエフェクトの作り方を紹介します。  その名も『Specral Delay』。 有料製品だとMeldaProduction「MSpectralDelay」なんかが有名ですね。  結構お高いな

        • その㊵Scale Trick

          1.はじめに このシリーズも40回目を迎えました。調性のないフレーズに調性を与えるテクニックです。  基本は、MIDIエフェクトの「Scale」と「Pitch」を使います。単純に一つだけだと面白くもなんともないので、複製してRack化してPitchをずらせばOK。 2.ネタ元動画の紹介 説明不要の分かりやすさ。「アイデアをどう膨らますか?」これに尽きますね。3つか4つ複製しても面白いですね。複雑なPADなんか相性良いかもですね。 3.応用 このトリックを学んで、どう生かす

        『AbletonLive Rackを極める!!』その⑫ Max For Live編~Borrasca Sidechainer 3~

        マガジン

        • AbletonLive Rackを極める
          12本
        • Mr.Bill AbletonTutorialの紹介
          40本
        • 【完全無料】Ableton liveの使い方・チュートリアル
          10本
        • 【無料】abletonシンセで音作り
          13本
        • 【徹底解説】ワブルベースの作り方
          3本
        • 【完全無料】「Ableton Live」で電子音楽を作る‼
          6本

        記事

          その㊴How To Reverse MIDI In Live

          1.はじめに あけましておめでとうございます!!本年もマイペースで更新していきますのでよろしくお願いします。  さて、オーディオを反転する方法は以前に紹介しましたが、MIDIを反転する方法を紹介していませんでした。  実は、このテクニックAbletonLive9だったか10でReverseボタンが実装されて、もう不要なテクニックなんです。  でもね、私は不要とは思わないんですよ。『MIDIストレッチマーカー』を使って反転する方法は、MIDI編集において知っておいて損はない機能

          その㊴How To Reverse MIDI In Live

          その㊳Fractal Effects

          1.はじめに 基本的には前回の続きになります。ReverseEffectの手法と大きくは変わりません。  ひとつのサンプルから、どんどんEffectを適用した音を作成していき、組み合わせる手法ですね。どの音も元サンプルから派生しているのでFractal(相似的)なので違和感のないサウンドスケープを作成することが可能です。 2.ネタ元動画の紹介 動画の最後でBreakBeatを合わせようとして、「くだらねえ」って消して終わるトコがGoodですね。  毎回なんですが、動画見り

          その㊳Fractal Effects

          その㊲Reverse Effects

          1.はじめに 今回は、色々な場面で応用が可能なテクニックになります。しかも簡単なので是非マスターしたいところです。  出来上がったBeatやメロディー、コードバッキングの一部(全部でもよい)のみにReverb等のエフェクトをかけて、Reverseしたものを元音の前後に配置したりしてアレンジするテクニックです。  私は、煮詰まったときなんかに絶対に試すテクニックですね。簡単にできるんだけど、その曲にハマるかどうかは別です。(やはりその辺はセンスと経験が要求される世界です。)

          その㊲Reverse Effects

          『AbletonLive Rackを極める!!』その⑩ サウンドデザイン編~Wash Out~

          1.はじめに 今回は「Wash Out」を紹介します。「Wash Out」って直訳すると、「洗い落とす」って意味なんですが、ジーンズのWash Outの方が馴染みが深いでしょうかね(色落ちって意味かな)。  サウンドデザイン的には色褪せた感じを表現することを指しています。 まあ、厳密に言うと、WashoutとWash outでは意味も違うようでして、Wasuoutには「落伍者、失敗者」という意味で使われるようです。その他にも「薬物が時間経過と共に体内から無くなること。」とい

          『AbletonLive Rackを極める!!』その⑩ サウンドデザイン編~Wash Out~

          その㊱Parallel Compression

          1.はじめに 以前に紹介したTips「その㉖How To Subtractively Add Frequencies To Your Mix」の詳細版といったところでしょうか。  いわゆるニューヨークコンプレッションというヤツですね。強調したい帯域をEQで抜き出してコンプで圧縮する手法ですね。  前回紹介したものより詳細に解説されています。 2.ネタ元動画の紹介 非常に分かりやすい説明ですね。たかだか10分弱の動画です。初学者の方にとってもハードルは低いと思われます。  

          その㊱Parallel Compression

          『AbletonLive Rackを極める!!』その⑨ サウンドデザイン編~FormantFilter~

          1.はじめに この類のエフェクトは、シンセには、ズバリ「FormantFilter」等で搭載されているものも多いので、わざわざ自作する必要はないかもしれません。  しかし、EQをグイグイ動かして遊ぶことの楽しさを実感することは、サウンドデザインを考えるうえで非常に重要かな?と思います。  実際、私が自作したきっかけは、「ゼロから始める音響学」(著:青木直史、講談社)という本。フォルマントについて解説している箇所を読んで、「これ、自作できんじゃね?」と思った故ですわ。ちなみに

          『AbletonLive Rackを極める!!』その⑨ サウンドデザイン編~FormantFilter~

          『AbletonLive Rackを極める!!』その⑧ サウンドデザイン編~HyperDelay~

          1.はじめに このシリーズも、おかげさまで8回目を迎えることができました!!  これも応援して頂ける皆さまのお陰でございます。  今回は、その名も『HyperDelay』。FeedBackを上手く利用して音作りに活用できるRackとなっております。早速音の方を確認してみましょう。 2.作り方 基本的にはDelayのFeedBackとEQをマクロにアサインして、直列に3つ繋げれば完成です。   ここまで設定できたら、「Ctrl+D」でDelayデバイスを2回複製する。

          『AbletonLive Rackを極める!!』その⑧ サウンドデザイン編~HyperDelay~

          その㉟Two Stereo Widening Techniques

          1.はじめに Mr.BillのTutorialを紹介するシリーズ。久しぶりの投稿となります。  今回は、ステレオ感を追加する二つの方法を紹介します。 2.ネタ元動画の紹介彼は動画内で「FilterDelay」と「Utility」を使った方法を紹介しています。私は、Mr.Billの有料Tutorialを受講した経験がありますが、「FilterDelay」の方を頻繁に使う事が多いです。 3.一応設定例を紹介a)FilterDelay  L+RはOFFにします。Mr.Bil

          その㉟Two Stereo Widening Techniques

          『AbletonLive Rackを極める!!』その⑦サウンドデザイン編~UltraRiser~

          1.はじめに EDMで耳にするライザーサウンド。サンプルを使ったり、音程を変化させたり色々作り方がありますが、今回は、「Reverb」と「Shifter」を使ったRackを紹介したいと思います。その名も『UltraRiser』です。  とりあえず、どんな感じか聞いてみましょう  4種類のライザーサウンドを鳴らしています。1つ目~3つ目はシンセは同じ、4つ目は違うシンセを使っていますが、基本的にはシンセorオーディオ何でもいけます。サステインが長めの音が良いと思います。

          『AbletonLive Rackを極める!!』その⑦サウンドデザイン編~UltraRiser~

          『AbletonLive Rackを極める!!』その⑥サウンドデザイン編~OTT×5でバキバキサンドを作ろう!!~

          1.はじめに そもそも、何で私がAbletonRackを使ったTipsを公開しているのかと言うと、自分の覚書代わりなんです。また、素人でも頑張れば、ここまで出来るんだよってのを共有したい思いもあります。  そして、「Rackを極めて何をするのか?」ってのが一番大事ですよね。  最近X(ツイッター)でも紹介しましたが、最終的にはサウンドデザインや楽曲制作に生かしてこそなんですよね。  これからも、自分で考えて(もちろん海外Tutorialとか参考にしてます)、色々工夫して

          『AbletonLive Rackを極める!!』その⑥サウンドデザイン編~OTT×5でバキバキサンドを作ろう!!~

          『AbletonLive Rackを極める!!』      その⑤サウンドデザイン編~Morph Distortion

          1.はじめに Ableton純正Effectの中で、割と地味なヤツ「VinylDistortion」ってご存じでしょうか? 詳細は公式マニュアルが丁寧です。  一般的には、Lofi系の汚しとして洒落乙な雰囲気を醸し出すのに使われている感じですかね。  私の中でもマイナーで殆ど使わないエフェクトなんですが、色々遊んでいたら、Pinchを弄ると奇数倍音とステレオ感が付与され面白い事に気が付きました。  「これ、たくさん繋げたらオモロイんじゃねえ!?」 ってな訳で作ってみまし

          『AbletonLive Rackを極める!!』      その⑤サウンドデザイン編~Morph Distortion

          『AbletonLive Rackを極める!!』      その④サウンドデザイン編~MoreDriveでゴリゴリベースに

          1.はじめに 気合の入ったベースラインを作っても、「なんかイマイチだな~」てことないですか?  そんな時は大体「歪」が足りません。  それを補うRackが『MoreDrive』と『MoreDrive++』です。  AudioEffectの「Saturator」を使って作ります。  とりあえず聞いてみましょう!!  動画は、ノンエフェクト→『MoreDrive』→『MoreDrive++』の順になります。 どうです?結構いい感じでしょ。 それでは、作り方です。 2.『M

          『AbletonLive Rackを極める!!』      その④サウンドデザイン編~MoreDriveでゴリゴリベースに