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その㉓Simpler to Sampler Conversion


1.はじめに

「Simpler」から「Sampler」に変換する方法です。Ableton初級者でも有名な内容です。Simplerを右クリックして変換した方が簡単だよ。ただそれだけの内容です。Mr.Billの動画では、ハイハットをSimplerに取り込んで、その後Samplerに変換して、Fm合成したりしたら面白いよ的な事を言っています。

2.ネタ元動画の紹介

とても短い動画です。SimplerよりSamplerの方が出来ること多いけど、初学者はSimplerで遊んだほうが楽しいかもしれませんね。SamplerはModulation方法がたくさんあるので、アイデア次第で奥深いことが出来るんですけどね。中級者以上は、色々探求すべし。

3.一応補足

Mr.billと同じようにHiHatLoopをSimplerに取り込み、その後Samplerに変換して色々遊んでみました。

HihatLoopをSimplerに取り込んでスタート位置を調整したところ。

Simplerのヘッダーで右クリック

Simplerー>SamplerをクリックすればSamplerに変換される

Samplerに変換できたら、色々遊んでみます。
詳細設定はスクショで確認を。

a)ループモードにする

後でLFOでLoopEndをModulationするぞ

b)Fm合成とPitchEnvelopeの設定

Volume:0.0dB、Vol<Vel:100%にしておこう。後でVelocityでModulationするぞ。
後のパラメーターは色々弄って自分の好みにしよう。

まあ、いつも言ってることだけど、パラメーター設定って、本気で使えるようになりたいなら、人のマネしてたら駄目だよね。あくまで参考にして自分で考えて変化をつけないとね。
出来上がった音が「良いか?悪いか?」の判断は自分でするんだからさ。

C)Filterの設定

Vol<Vel:0%にしておく。
何故なら、VelocityでModulationかけた時に音量変化してほしくないからだよ。

d)Modulation設定①

LFOでFilterFreq、ShaperAmount、LoopLengthをModulationしている。
もちろん何を動かすかは貴方の自由ですよ。

e)Modulation設定②

VelocityでFilter Morph&PitchEnvをModulationする設定にしている。
もちろんVelocityは適当に変化させないと、面白い効果は得られないぞ。

以上が、今回のMr.billの動画を見て私が実践した内容です。出来上がった音は以下の動画で確認してくださいな。

彼の動画はたった3分弱ですが、そこから学べることは無数にあります。どう受け取ってアウトプットするか、音楽に限らず、とても大切なことになります。

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