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その㊲Reverse Effects


1.はじめに

 今回は、色々な場面で応用が可能なテクニックになります。しかも簡単なので是非マスターしたいところです。
 出来上がったBeatやメロディー、コードバッキングの一部(全部でもよい)のみにReverb等のエフェクトをかけて、Reverseしたものを元音の前後に配置したりしてアレンジするテクニックです。
 私は、煮詰まったときなんかに絶対に試すテクニックですね。簡単にできるんだけど、その曲にハマるかどうかは別です。(やはりその辺はセンスと経験が要求される世界です。)
 Mr.billの有料Tutorialなんかでも頻出しているテクニックです。使用するエフェクトはReverbに限った話ではなくDelayとかChorus、Phasorなど何でもアリです。動画ではCompを使ったアイデアも紹介してますしね。

2.ネタ元動画の紹介

 日本語翻訳効きませんが、まあ問題ないレベルでしょう。見りゃ分かる内容です。

  個人的には、メロディの出だしの音をリバースして使うやり方を多用します。まあ、色々試して実践するしかない手法ですね。

3.作例紹介

 VocalChopで作成した補助Beat的なものに使用してみました。4種類のReverseEffectを重ねています。Dry音では単調であったBeatに厚みが加わり個性的な演出が可能になります。
 今回はVocalHitに使用しましたが、Beat自体に適用しても面白い事ができると思います。Delayの周波数&FeedBackをキツめにしたり、異なるReverseEffectを何度も適用して原型を完全に崩すことも可能ですよ。
 何かの手助けになれば幸いです。では。

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