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⭐️心の学び:心の多様性について

多様性という言葉をよく耳にする。
その言葉を強調する意図は、これからの社会や経済を形成しようとする人たちの都合によるものだろう。正義とは別の意図でもある。

ぼくの述べたい多様性は、そんなことではなく心のことである。

ランドルフ.ネシーは、
「成功や失敗にみせる反応も、人それぞれ 違っている」と述べている。多様だということだ。

「すべての結果を自分の努力の結果だと考える人もいる」という。
そういった人は、「うまくいっている時には問題ないが、そうでないときには無力感を引き起こす」と述べる。

また、「ものごとを常に他人のせいにする人もいる」

「失敗を失敗と認識 せず、否定したまま生き続ける人」

「すぐに諦めて、労力を注ぐ対象を変える人もいる」

あなたはどれだろう。

実は、これらの心の反応は多様でありながら画一的でもある。

ぼくはこういった心理傾向を理性で制御できるはずだと考えている。

心が生存と繁殖のために使われるのだとしたら、より生きやすい選択のために心は充分に機能するはずだからだ。

結果を自分の努力のおかげだと思いがちな心理傾向については度々ぼくも記事 にしてきたが、それは「たまたま」であるという知識によって駆逐される。

それを証明したければ、別分野で同じだけの結果を出せるかを自分自身を実験台にすればわかるだろう。

心理傾向は多様なようにみえて画一的でもある。それらひとつひとつを吟味していけば解決方法が見つかるのではないだろうか。

心は、整理していけば、正しいとは言えないまでも、「健常」だと言えるくらいなら到達できるはずだ。

それは多様ではなく画一的なものになるかもしれない。よくある傾向だということだ。

そんなことをじっくり考えて乗り越えていけば、心はもう少し楽になるのではないかと思うのだが、その分野はいまだに手つかずである。

ぼくがやるしかないのだ。



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