自分へのドライバー
メンタルの原因で休職していたメンバーが、
復帰後とても明るく振る舞っていました。
産業医やカウンセラーは
明るいから問題なしと判断。
私は何か違うんだよなと思いながらも
専門家が言うならと理解してました。
先日二人で話していた時、
彼女の表情が一瞬堅くなり話始めました。
「私の実家、
壁とか穴があいてボロボロなんです。」
年の離れた弟が反抗期で、壁を殴るのだとか。
次々に穴をあけられ、修理が追いつかず放置。
実家にいても落ち着かない、と言いました。
お母さんとも喧嘩になるから、
あまり一緒にいない方がいいんだと言う彼女。
いつもの明るい笑顔は消え、
深刻な顔で話していました。
あぁ、この子は自分の役割を
明るい子を演じると決めたんだ。
そうじゃなきゃ価値がないと思ってるんだ。
自分に課したドライバー。
私にも完璧であれというドライバーがありました。
でも自分からやめる、と決めたらだいぶ楽に。
自然な自分でいていいんだよ。
彼女は気付いてくれるかな。
週1の面談でこのメッセージを伝えていこう。
これを読んでくれた方が、
少しでも明るい気持ちになれますように。
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