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楽しい夜もあれば、どうしようもなく辛い夜もある。〜ナオ編 エピソード⑦〜

2018年も5月に入り、
私とゆうは遊ぶ頻度がさらに多くなった。
友達でも恋人でもないよく分からない関係は、
より曖昧さを極めていった。

👇5月のゆうとの予定はこんな感じだった。 

5月1日(火)
ゆうと緑区お散歩50分。
さらに吹上-御器所間往復ランニング🏃‍♂️
その後名駅のオシャレな居酒屋でごはん。

5月14日(月)
ゆうと栄の磯丸水産で飲み。
伏見の堀川沿いのおしゃれバーはしご。
ゆうんち泊。

5月15日(火)
ゆうと私の家の近くの居酒屋で飲み。
吹上のマッシモマリアーニでナイトカフェ。
その後2人でウォーキング🏃‍♀️

5月19日(土)
走り込みの後ゆうんち泊まる。

5月20日(日)
スタバで仕事した後
ゆうと九州料理屋でごはん。
私の家でラッドのDVD鑑賞会。
そのままお泊まり。

5月21日(月)
ゆうと大須のデニーズで仕事。
私の家に泊まる。

5月25日(金)
ゆうと私の家で映画鑑賞。

5月26日(土)
ゆうと走り込み🏃‍♀️
その後私の家で映画2本立て鑑賞。

4月からずっと仲良くしてるゆうだが、
なおと別れた寂しさを、ゆうの優しさに甘えて
無理やり埋め合わせしてる感は否めない。

私はゆうと恋人になるつもりはなかった。

でも友達と言うには深く関わりすぎた。
一度セックスしてしまってるし、
ゆうの私に対する気持ちは
日に日に変化があるようだったから。


それは、5月15日。
その日も私はまるでゆうを恋人のように
自由に振り回して遊んでいたのだけれど、
(ほんとサイテー😇w)
帰り際に家の前で告白された。

抱き寄せられてキスされた。

私は「まだ友達としか見れてない。
ありがとう。気持ちは嬉しい。
順序おかしくてごめん。小悪魔でごめんね。」

なんて、ずるいことを言う。

"まだ"なんて期待を含めて伝えるところが
本当にずるいと思う。

"会いすぎていて距離近すぎていて、
毎日連絡とってしまってるから、
きっとゆうも盲目になってるだけだよ。
一度冷静になって考えてみて。
その気持ちは案外勘違いかもよ?"

本当はそう言いたかった。
それが本音だった。

でも、私はゆうのおかげで
なおのことをほとんど考えずに済んでいた。

でも、ゆうに告白されたことで
私は再び、自分の中でなおを想う気持ちがあることに向き合わさせられた。

ふと、なおのLINEブロックしてからどれくらい
経つかな?って振り返ってみると
まだ7日しか経っていない事実に驚愕した😧

実際はなおのこと、
全然忘れられていなかった。。

今頑張ってるダイエットも
ほんとはいつかなおにまた会った時に
綺麗になったって惚れ直してくれる
淡い期待があるから続けられてる。

なおはあれから私のこと考えてくれたりしたんかな。まだ7日目やからそんなになおも私のこと意識してないやろーな。
そーいや私から連絡来やんくなったなぁ程度やろうな。
いつか、昔この会社に入社して最初にお世話になったのが、まあまあ可愛い破天荒な子やったなって思うようになるんやろな。

考え出すととまらない。
心の穴はなかなか埋まらない。
ゆうといる時も、ほんとは
上の空だったのかもしれない。

そしてゆうと走り込みなどをして
ダイエットを続けるうちにだんだん、
なおを綺麗さっぱり忘れるという方向から、
痩せて生まれ変わった自分でなおに会いに行く!っていう方向に考えがシフトしていった😦


そして、5月27日。
ゆうと3回目のセックス。
この日、お互い初めて最後までイった。

その後、ゆうにガチで告白される。

"ほんと、俺、お前のこと好きやもん。
緊張しとる。
それだけ本気やってこと。
いつかそう(カップル)なりたいとおもっとる。
ほんとに綺麗、かわいい。
同い年やけどエロくてセクシーで
美人お姉さんって感じ。"

ゆうはここ最近どんどん私に惚れていってる様子で、その純粋さゆえに申し訳なくなる。

昨日から一緒に映画見て寝て
朝ごはんシェアしてまた映画見て
イチャイチャしてセックス。

そんな感じの私たちやったけど、
相変わらず私はゆうに恋愛感情はなかった。


5月31日(木)

その日、突然なおが私の職場に
電話をかけてきた。
内容は、唐突に今から私の職場に行くというもの。

LINEブロックされてるからって
直接職場に電話かけてくるのは
まじでやばいやつとは思ったけど、
その時のなおはどうやら酔ってるみたいで
いくら断っても来るんやろうなって分かった。

私は1人で遅い時間まで残業してたので
ちょうど良いからなおが来たら
仕事がっつり手伝ってもらおうと思った(笑)

久々に会うなおは 
やっぱり楽しくて心の底から笑顔になれる気がした。
自分でもびっくりするくらいケラケラと文字通り爆笑してしまうほどに、会話が楽しくて仕方ない。

そんななおだから好きになったんやなぁって
改めて自覚する。

結局深夜1時半まで2人で仕事をして、
その日なおは私の家に泊まった。

ずっと永遠におしゃべりして、
アイス食べて、DVD見て、

そして、セックスした。

すごくすごく気持ち良いセックスだった。

でも、翌々日に
やっぱり私はなおとバイバイした。
私からバイバイした。

なおと過ごす時間は楽しいけど
どうしても許せないところがあるから。

頑なに傷つくことを恐れていた。
リナを好きになった時みたいに
メンヘラと化して沼る経験は
もう二度としたくなかったから。

そんな私はなおとセックスした翌日の
6月1日には、また、ゆうを部屋に泊めていた。

この段階になると、恋愛感情はなくても
情が沸いていたのだと思う。

でも、やっぱりこれ以上ゆうを本気にしてはいけないって気持ちがあって、
ゆうが手を出そうとしてきた時に
拒否してしまった😳
めちゃめちゃゆうの気持ちを振り回す
悪い女になってしまってた。。
自分でも何がしたいのかよく分からなかった。

さらにその翌日の6月2日には、
全く別の人とデートして
セックスしていた。

相手はお客様として最近出会ったかなり歳上の男性で、ジェントルマンな西海岸系の40代の昔遊んでた感溢れるお金持ちのオシャレな人。

この話はまた後に
別シリーズとして書くとします。(たぶん)

楽しい夜もあれば
どうしようもなく辛い夜もある。

ひどい悪夢を見る時もあれば
誰かの腕の中で幸せに眠る日もある。

好きなことに夢中になってる時が1番楽しい。
そんな自分が好き。

どうか、心よ、安定しておくれ。
"楽しい"と"辛い"は交互にやってきて

朝と夜、昨日と今日、今と未来で
目まぐるしく変わるんだ。

死にたい夜。幸福な夜。
穏やかな毎日はなく、常に渇いている。
求めてる、何かを。

みんなそうなのかな?

でも、平凡な日々は嫌。
刺激的な毎日でありたいの。
自分自身どこまでも矛盾していて
わがままで。
幸福とは何だろう。
人生とは何だろう。

思うがままに、心に素直であり続けたら
いつか答えは出るのだろうか。

※2018.6.2 日記より抜粋。

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