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[バレンタイン]モテ男よ、女の子よ、よく聞け!モテ男のチョコを僕に譲った方がいい完璧な理由を説明する


バレンタインは弱肉強食の世界だ。
モテる男は無数のチョコを食らい、
モテない、僕みたいなやつはひもじい思いをしなければならない。

強者のみが富を独占し、弱者はしいたげられる。

モテ男が道を歩けば、
弱者は道を譲り、
不条理なこの世の中を呪いながらひざまずかなければならない。

それどころか、
弱者は女の子のパシリとなり、
強者へチョコを送り届けるという屈辱を味わうこともある。

モテないものにとって、
「バレンタインデーは女の子からチョコを貰える」
という言葉は、もはやおとぎ話や神話のような遠い響きをしている。

おかしい。
こんな世の中間違っている。

モテ男よ、
そんなにチョコを貰ってどうする。
僕はあなたの糖尿病が心配で夜も眠れない。

女の子よ、
モテ男にチョコをあげてどうなる。
本当の意味でモテ男の健康を心配するなら、
そんなに糖分を一日に与えるべきではないだろう。


僕はこの世界を救いたい!
幸せな世の中をつくりたい!

僕はこの使命めいた動機からこの記事を書いている。
僕はこの世界を救いたい一心でこの記事を書いている。

信じてほしい。

決して私利私欲から書いているわけではない。

お願いだから信じて欲しい…

では、どうすればこの世界を救えるというのだろう。

どうすればこの世界に真の幸福が訪れるというのだろう。


僕は一つの答え、真実にたどり着いてしまった。

「そうだ!これで世界は幸福になる!」

僕は公園で叫んだ。

そして、不審者だと思われないうちに急いで家に帰り、今その答えをこの記事で発信する!

モテ男に渡すはずのチョコを僕に渡せ!そうすれば世界は幸福で満ちあふれ、平和が訪れる!


本当に!?

そうなんです!
僕にチョコを渡すだけで世界は幸福になるのです。

これは一体どういうことなんだ…

そんな簡単なことで世界は幸福になるというのか…

なるのです!信じなさい!

え、信じれない?
そんな方のために以下にその根拠を示そう。

僕にチョコを渡せばいい理由


バレンタインは、
この世の中は、
どうあるべきなのか…

ジェレミ・ベンサム功利主義を唱えてこう言った

「社会は人間が幸福になることを最大の目的とするべきだ。しかし、一人だけが幸せになればいいというものではない。すべての人々の幸福度を合計したとき、それが大きくなるようにするべきだ!

これを最大多数の最大幸福という。

では、バレンタインにおける幸福とは何か?

女の子からチョコを貰うことである。

では、女の子からチョコを1個貰ったときにどれだけ男は幸福度を得れるのか?

それは、1/(貰った後のチョコの数)と考えることが出来るだろう。

例えば、これまで1個もチョコを貰っていない人がチョコを貰った時の幸福度は、貰った後のチョコの数は一個なので
1/1=1 [幸福]
となる。

また、モテ男のようにこれまで99個チョコを貰っている人がチョコを貰った時の幸福度は、チョコを貰い慣れているので
1/100=0.01 [幸福]
となる。

ここで、僕がチョコを0個、モテ男がチョコを100個貰ったとしよう。

そのとき、一人の勇気ある女の子が、モテ男にあげたチョコを

「やっぱりそのチョコ返して」

と言って僕にくれたとする。

このとき、僕は幸福度が1上がる。
逆に、モテ男の幸福度は0.01下がる。

ベンサムによれば目指すべきは最大多数の最大幸福であり、二人合わせた幸福度がどうなったかが重要である。

二人の幸福度の合計は女の子の勇気ある行動によって、

1-0.01=0.99 [幸福]

だけアップした!

すなわち、モテ男にチョコを渡すことを考え直し、僕にチョコを渡せばより最大多数の最大幸福に近づく。

よって、モテ男ではなく僕にチョコを渡せばいい。

証明終わり□


いかがだったでしょうか。

確かに僕にチョコを渡すことで世界は幸福に一歩近づいたでしょう。


世界平和を、
バレンタインにおける社会の幸福を祈って、

僕はあなたからのチョコを待っています。


#わたしのバレンタイン

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