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トラウマによる過緊張・過覚醒についてまとめ(原因、困りごと、改善策)

トラウマによる過緊張/過覚醒をゆるめたい。


わたしのこと

・虐待サバイバー

・元パートナーによるDV被害者



わたしの困りごと

・本来は危機ではない状況でも緊張してしまう、している

・子どものころ、親に怯えてずっと緊張して過ごしていた。そのの身体の使い方は大人になっても抜けないらしい。だからなのかいつも身体に力が入っている

・子どもの頃に覚えた体の使い方は脳みそがずっと覚えているらしい。「生き残るために身体に力を入れておかなきゃ」「暴力に備えて自分を守らなきゃ」

・いつも緊張しているので疲れやすく、眠りが浅く、よく発熱する

・暴力を受けたことで起きる緊張状態・過覚醒のことを「警戒待機状態」という



そもそも、緊張とはなにか?

・ストレスに直面した際、危機に備えようとしている状態

・悪いものではない。私たちが危機を乗り越えるためになくてはならないもの



過緊張/過覚醒?

・リラクゼーション、呼吸法などでは解決しない

・緊張緩和の方法を行っても結局のところ根本的にはよくはならない



トラウマと過緊張?

・通常、人間の記憶は時間とともに薄れていく

・しかし、あまりにもショックが大きい出来事は、脳が記憶を適切に処理することができない。扁桃体(恐怖の感情を司る部分)が過活動を起こし、キャパオーバーだよ〜と処理をやめてしまう。そのため、記憶は処理されずにフレッシュなまま意識下に残ってしまう

・その記憶に対して、その人にとっては、常に危機にあったところで時が止まっているような状況。平和な日常生活にあっても、その人の内面では常に危機にある

・そして、その危機に備えるように、体は反応して常に備えようとする

・その状態のことを「過緊張」という



過緊張/過覚醒が続くとどうなる?

・ネガティブな心理状態

・疲れやすい

・不眠

・血行不良。手足が冷える、病気になりやすい



過緊張/過覚醒が改善されると?

・心の状態がおだやかになる

・不安、恐怖に支配されにくくなる



改善するには?

からだ

・固まった筋肉をほぐして全身に血流を促す

→ストレッチ、ヨガ、エクササイズなど


こころ

認知行動療法

→カウンセリングを受ける、日記をつけるなど

・「気楽でいていい」「力を抜いていい」とリマインド

・安心しても大丈夫、今は安全な場所にいるということを身体に覚えさせる

・子どもの頃の自分のパーツに「今は安全だよ〜殴られないからね〜」って教えてあげる



あらためて、緊張とはなにか?

・トラウマによって過去の出来事への対応に心身が占領されている状態

・自分が自分で入れなくなること

・自分はそこにいるんだけども自分ではない