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監督インタビュー【音声ガイド制作者の視点から】映画『#ミトヤマネ』宮崎大祐監督へ

8月25日に公開し、絶賛全国上映中の映画『#ミトヤマネ』の音声ガイドと字幕をPalabraが制作しました。本作は、アプリ『UDCast』方式による音声ガイドと日本語字幕に対応しており、TOHOシネマズ ららぽーと横浜で9月1日から7日まで字幕付き上映が実施されます。

ネット社会ならではの職業「インフルエンサー」を生業にする女性を主人公に、ネット社会の恐ろしさを描いたスリラー「VIDEOPHOBIA」で国内外の話題となった宮崎大祐(みやざき・だいすけ)監督が描く、今までにない新しい「ジャパニーズ・ノワール」作品が誕生!
宮崎監督に、音声ガイド制作者視点から、松田高加子(まつだ・たかこ)が音声ガイド原稿を書いた上原紗保里(うえはら・さおり)と共にインタビューをしました。
(*インタビューの後半でラストシーンの内容に触れています)


松田:今回、音声ガイド制作は初めてということで、最初に音声ガイド原稿をご覧になった時、どう思われましたか?
 
宮崎監督(以下宮崎):文字にするとこうなるんだ、という感じでした。
 
松田:この点だけは伝わってほしいな、というようなことがありましたか?
 
宮崎:原稿を見て、十分伝わるのではないかという感じはしました。
これだけを伝えたいというのは僕にはあまりないのかもしれないのですが、
そういう意味では全部伝えたいわけで、この音声ガイドに十分入ってると思えました。

視覚障害モニターから出た質問

松田:宮崎監督はお仕事の都合でモニター会(※視覚障害当事者と映画製作者が一緒に原稿を確認する場)にはいらっしゃれなかったので、まずモニターさんから出た質問などをご紹介しますと、稲葉友さん演じる田辺さんの運転シーンで、車は普通に走ってるのにサイドミラーには空しか映ってない・・・とイメージしたけど、これであってる?という確認をされました。
 
宮崎:普通の車の感じだったんですけど、皆さんに普通ではないと言われましたね。背景は空だけど普通に走らせたつもりで。
ただ、以前、車のシーンが多い作品を撮って、普通に撮るのに飽きちゃったから、ちょっとヘンにしたかったんで、そのようにお願いしたらああなったんです。
 
松田:二回目の車のシーンは、彗星の音が車が走ってる音に聞こえると言われたので、それは違う違う、て彗星の音だと分かるように修正しました。
 
宮崎:普通に夜道を走らせているつもりなのですが、結果、みんなに宇宙を走ってると言われた。車内の二人が一般人とは違う世界に住んでいるというイメージなのでああいう風にしました。
 
松田:それと、筒井真理子さん演じる木村さんの家の前でミホが木村さんと話すシーンで、モニターさんに、位置が代わったりしている気がするけどあってる?と確認をされました。あのシーンの違和感を共有したかったので、伝わってるのが分かってよかったです。
休憩の時に、「妹を忘れるってあるかもしれないけど、お姉ちゃんの方を忘れて一人っ子だと思ってた、ということってあるかな?」と物議を醸していました。
 
宮崎:すみません。
 
松田:いえいえ。物議を醸すのがこの映画なので、醸さないと、と思います。
分からない感じでいいんだ、というのが分かってもらえるシーンだったのではないでしょうか。
実際に原稿をメインで書いた上原さんからも監督に質問があるんですよね。

ミホとミト、段々似てくる

上原:はい。初見で普通にお客さんとして楽しんだ時に、ミホがミトに段々似てくるというのがポイントだと思ったので、音声ガイドを書く段階で、変化だけを追ってみたら、かなり計算されて変わっていってるなということが分かりました。
服が変わって、前髪切って、メッシュ入れて…と。
台本にも、最初は妹として似てないけれど、段々似てきて、というようなことが明記されていたのですが、スタッフや俳優たちとどういう話し合いをして、あのバランスを作ったのでしょうか?

宮崎:4~5段階に分けて、皆で話し合いましたね。
第一形態はこれ、みたいな感じで。
幸い、割と順番通りに撮影していけたので、そんなに混乱はありませんでした。
段々とミトに近づけられたからよかったです。
メイクや、衣装担当の方がかなり細かく計算して、
ここはこれを外すだけでミトっぽくしますね、というようにやっていきました。
エクステにするのか、実際に染めるかでかなり検討されたりしていました。
 
上原:見た目が変わっていく、というのは視覚情報なので、ガイドに入れますが、私自身は、内面はミホのままなのかなと思って見ていたんですが。
 
宮崎:演技を寄せてとは伝えてなかったけど、俳優本人は精神的には寄せていったイメージはあった、と言っていました。
僕としては、実態が出てくるみたいな感じにしたかった。
ミホは大人しくて支える側だけど、腹の中ではこんなことを思っていた、みたいなことが引き出されるようにしたいと伝えました。
 
上原:実態が出てくる、なるほど。
 
松田:ミホもミトのようになりたいのでは?というのは感じたし、私自身、そういう気持ちになりそうと思う部分もありました。脚本を書くにあたって、女性の気持ちみたいなのは、どうされたんですか?考えたんですか?
 
宮崎:それが結構難しくて。撮る前に、二人の履歴書みたいなのを書きましたね。
どういう生い立ちで、会ってなかった期間がどのくらいで、家ではどれくらいの頻度で話すのか、というような。
玉城さんは、ある日突然ミトを始めることにしました、みたいなそこまでは社会には無視されて、オーディションでも全く引っかかりもしない地味な人だったんだけど、突然ミトヤマネを演じ始めることにしました、という設定にしたんです。
人間くさいミホと、過去のないミトがクロスする話というのは事前にしていました。
 
松田:玉城さんのアンドロイドチックな容姿も結構要素の一つとしてありますか。
 
宮崎:そうですね。ただ、見た目だけではなく、玉城さんご自身がその日その場にただ存在する、というような不思議な方なので、ほぼミトという感じなんですよ。
・・・ということ自体、僕の前で演じているだけなのかもしれないですけどね。
 
松田:監督が騙されてるのかもですね。

映ってないのは角度のせいではなかった

上原:もう1つの質問は、「鏡」についてです。
 
宮崎:はい、はい。
 
上原:象徴的に使われていましたよね。映っていたり映っていなかったり、歪んでたり、2人同時に映ることはなかったり。どういうモチーフとして使ってらっしゃったのでしょうか?
 
宮崎:以前、友人たちと、鏡って映っているのは自分だと思うけど、実は違うんだということを話していたんですね。限りなく自分には似ているけれど、実際の自分の反射ではないものを見て、人間は自我を形成する。だから、そこに歪みが生じるのだと。人間の欲望とか怒りはそこに根源がある、みたいな話をしていたんです。
限りなく自分に近いものを毎日のぞき込んで、これが自分だと思い込んで生きているというのは、恐ろしいなと思って。
鏡に映る自分ですら偽物なら、本当の自分ってどこにあるんだろう?て。鏡の中の左右はひっくり返るのになんで上下はひっくり返らないの?とか、いまいち分かっていないんですよね。説明を読んで意味が分からない。だから、鏡はずっと謎だなと思っていたんです。
それで、今回は鏡の奇妙さを活かしつつ、撮っていこうと思いました。
フレイムの左右の比率が1対1なので、そこに姉妹を配置したりとか、鏡と現実も1対1っぽくなるわけだから。そういう鏡像関係みたいな1対1みたいなものを映画の中にはたくさん作っていて、それが段々二人が実は一人なんじゃないかという気持ち悪さとかに繋がっていて。後半は、鏡に映ってないのだけど存在しているもの、てなんだろう?というちょっと幽霊チックなことがやりたくて。それを最後に取り入れました。
鏡に映らない、プラス足音を変な音にしてミトの幽霊っぽさが強くなるようにしていて。
 
この間、玉城さんと、鏡に映らないけど存在しているって何なのだろう?て話になって、
僕が存在している感覚を具現化するとああいう感じなんだと話していました。
鏡にも映ってない気がするし、足音もしない、みたいな。
怖いんですよ、「なんなんだろう?毎朝目が覚めて目から見えるものは…」て。

目に見えない存在の仕方

松田:この映画の中の「鏡」「だんだん似てくる」「ハンドサイン」といった事象は、視覚がない人にとっては、何もないのと同じとも言えるものなんですよね。そういったものがモチーフで、だからこそ、音声ガイドを付ける意義が大きくて、付けることでこの映画のおもしろみがより伝わるということになるわけですが、宮崎監督自身は、視覚じゃないところを掴もうとされていて、それで映像という視覚芸術をやっているという点、興味深いですね。
 
宮崎:最近は、かなり視覚偏重だなと感じていて。世界って感覚的につかめる要素はたくさんあるのに、なぜか目で見えるものが世界の中心になって久しいので、そういうことに対する疑問というか、目に見えない存在の仕方があるんじゃないかということがやりたかった。
 
松田:段々似てくる、ということも、モニターさん達は、音声ガイドで情報を伝えることで、
「あ、なんか段々似てきているね」て言われてて。
 
宮崎:それはよかったです。
 
松田:終盤のスーパーのシーンは私たちも混乱して、上原さんと二人で、「これはミトだよね?」というよりは、もはや、「玉城さんだよね?」という、つまり演じる俳優で確認する状況で、物語上どちらでもあり得る感じになっていました。
晴眼者は、自分自身が視覚で捉えているものを曖昧な言語化だけで処理することができるのだけれど、音声ガイドは、主語を明確に書かないといけない中で、ミトともミホとも明言できないのは難しくて。そこで、前のシーンからの編み上げブーツで繋ぎつつ、サングラス外したら目元はミト、と入れてほしいという監督からのご指示があったので、どっちなの?というバランスが作れました。

カップ麺の棚の前に、紫のカーディガンと編み上げのロングブーツの姿。
顔はサングラスとマスクで見えない。
(中略)
カップ麺の容器を見ながら細めのサングラスをずらす。目元はミト。

音声ガイド原稿

松田:そして、ナレーション収録現場で知ってしまった床と背景の秘密。私たちには事件でしたね。ディレクション席の上原は真っ青だったそうですよ。
 
上原:どうしよう?違うって言ってる!となっていました。
 
宮崎:違うってことではないんですけどね(笑)
 
松田:スタジオで収録進行中にも関わらず、あまりにも田辺の初登場シーンがおもしろい感じなので、私が「このシーン、なんかヘンですよね」と呟いたら、監督が、「まあ、だいたいどのシーンも変ですよね。このシーンは腹黒いことを話している時は暗い色の床に立ってるんですよね。」と、さらっとおっしゃって。「それに気づく人はいないとは思うんですけどね」と。
 
でも、仮に何度も繰り返し鑑賞する人がいた時に、音声ガイドが床の色を一切触れていなかったら気づきようがないということになりますから、と言って書き足しました。
ラスト、ミホが「殺されかけた日の真実」の動画を撮っているスタジオでも背景色が白と黒があって、ということを書き加えましたね。特に何か決定的なことを書き加えたわけではないのですが、謎めいた感じが出ました。
 
宮崎:結果すごいいい感じになりました。僕は初期の無声映画とかをよく観ているので、
基本的に声と音がなくても画(え)の雰囲気だけで話が伝わったりだとか、あるいは、視覚情報だけでなんか気持ち悪い感じ、というような演出を心掛けているので、そういうのの最たる例というか。
でもそういうことは一貫してずっとやってはきています。通常気づかれることはあまりないのですけど。
 
松田:音声ガイド書きとしては、無駄に動くというか、不必要に動くというか、それを見たままやるしかないのですけど、漫然と、なんで?という感じになっていたのが、それが床とか背景の理由を聞いたうえで言葉を足すと、しっくりくる形になりました。不思議な感じなりのしっくりですね。
 
宮崎:宮崎の映画は不必要に動く、というのは最近よく言われるんですよね。五年くらい前は、全然動かないからもっと動かせ動かせっていろんな人に言われたのに、最近は不必要に動くって言われてる…。確かに、日本の最近の映画を観ると、あんまり動かないんですよね。古めの映画観るとめっちゃ動いているから。時代によって動いたり動かなかったり。
 
松田:変だと感じるシーンがあると嬉しくなります。もう1つ、ミトのインスタライブのシーンも好きです。あんな大変なさなかに、不穏な書き込みとかあるのに、呑気に「ワンちゃんもいいよねー」とか言っているミトの気持ち悪さ。
 
宮崎:あのシーン、僕も好きなんですけど、あれは、ミホに暫く大人しくしてろ!て叱られるところまでが台本だったんですが、おもしろいからカットかけずにずっと見ていたら、玉城さんが勝手にスマホを取って再開し始めたので、「わ、すごいな」となりました。
 
上原:音声ガイドでも、監督が「再び」とつけてとご指示くださったので、際立ってよかったです。
 
松田:玉城さん、即興で…。さすがリアルミトですね。
そして、ラストシーンですがどこまで伝わるかな、というところですね。

エンドロールの最後の音までが映画です

宮崎:唯一せめぎあいがあったところですね。どれくらい見せたら分かってもらえるのかな、という議論がありました。分かりやすくするぶんにはいくらでも出来ました。それこそロッカーが爆発しているシーンを下品に見せることもできたんですけどね。
 
松田:わたしは、いくつものブランドのショッピングバッグをいくつかのロッカーに入れていくところまではぼんやり見ていて、その後、ミトが帰宅して、パソコンで四ケ所の防犯カメラの映像を確認するのを見て、あれ?何かやらかすの?と思いました。そして最後に救急車とかパトカーの音がするという流れですね。
バリアフリー字幕版では、「パトカーのサイレンが聞こえてくる」「複数のパトカーと救急車のサイレンが鳴り響く」で終わりますね。
 
上原:気づかなかった人がこのインタビューを読んでくださって、リピート鑑賞に劇場へ走ってくれるといいですね。
 
松田:制作中、スタッフさんに演出がおかしい、みたいな進言をもらったりしたとお聞きしましたが…。
 
宮崎:はい。撮影の初めの頃から言われていたんですが、以後ずっとおかしいからか特に言われなくなりました。
 
松田:そのまま撮り続けていたら、変さが伝わったんですね。
 
宮崎:うん・・・。
「まあ、確かに普通ならそうかもしれませんけど」と言ったりしていましたね。
色んな人の意見を聞くのはいいことだと思うんですけどね。映画はたくさんの人の力で出来上がるので、僕はその間をふわふわさまよってるミトみたいな存在なので。
あんまり言わずとも皆さんが自主的に楽しんでやってくださるような環境を作るのが一番いいと思うので。映画制作は。今回これだけ奇妙なことやってる割には皆が自動的に色々やってくれたのでよかったんだと思います。
 
松田:ミトは宮崎監督自身だったんですね・・・。
 
宮崎:玉城さんのラジオ番組に出た時に、最後にそう言われました。「ミトは監督自身だと思います」て。
 
上原:玉城さんから、ですか?
 
宮崎:番組の冒頭では、玉城さんがミトなんじゃないか?て始まったんですけど、最終的には、ミトは監督なんじゃないかという気がしています、と。
それを言われると、僕の周りから一気に人がいなくなりそうですけどね。
 
上原:怖いですよね、犯行声明とか…(笑)
 
宮崎:僕としては、この映画でやりたいことをマックスやれてすごく楽しくて、やりきった!という感じです。
 
松田:はい。今日は、「変」という言葉をたくさん使いましたが、それは全部いい意味で。よく分からないヘンテコなシーンが沢山あって、ああいうものは誰にでも撮れるものではないと思っています。あと、どこか自分と重なる部分をキャラクターの中に見つけられたり、世界にある気持ち悪さを見つけたり、楽しく拝見しました。
ありがとうございました。

【インタビュー終了後、宮崎監督のコメント】
おそらく多くの方々が映画は一から組み立てる建築に近いと思っているかと思いますが、ぼくは映画は彫刻に近いと思っています。
現実や時間というあらかじめ与えられた塊を選び出し、それをどう削っていくのかという方向性を提示するのが自分の仕事だと感じるからです。
そういう意味で今回のガイド制作は作品に素晴らしいタッチを与え、作品を完成に近づけてくれました。
ありがとうございました。

『#ミトヤマネ』を音声ガイド付きで観るには

音声ガイドは「UDCastMOVIE」アプリに対応。アプリをインストールしたスマートフォン等の携帯端末に、作品のデータをダウンロードして、イヤホンを接続してお持ちいただければ、全ての上映劇場、上映回でご利用いただけます。

『#ミトヤマネ』作品情報

ミトヤマネ ポスター画像

主人公の「ミトヤマネ」は絶大な人気を誇るカリスマ・インフルエンサーで、日々様々なSNS投稿をして生活を送っている。そんな姉を陰で支えているのは妹のミホだ。
そんなある日、ミトが所属しているインフルエンサー事務所のマネージャーから、「ディープ・フェイク」アプリとのコラボレーション案件を持ちかけられる。アプリは大人気となり、世界中の至る所にミトの顔が拡散された。一方、ミトの顔を悪用する物も次々と現れる。そんな状況すら自分の人気につながると喜ぶミトであったが・・・・

CAST:玉城ティナ/湯川ひな/稲葉友/片岡礼子/安達祐実/筒井真理子
監督・脚本:宮崎大祐
撮影監督:ステファニー・ウェーバー・ビロン
音楽:valknee
プロデューサー:服部保彦、大山義人、大木宏斗 
©2023 映画「#ミトヤマネ」製作委員会

宮崎大祐監督プロフィール

1980年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、映画美学校を経て、フリーの助監督として商業映画の現場に参加しはじめる。2011年に初の長編作品『夜が終わる場所』を監督。南米最大であるサンパウロ国際映画祭やモントリオール・ヌーボーシネマ国際映画祭に出品され、トロント新世代映画祭では特別賞を受賞する。2013年にはイギリスのレインダンス国際映画祭が選定する「今注目すべき七人の日本人インディペンデント映画監督」のうちの一人に選ばれた。その年に参加したアジア四ヶ国によるオムニバス映画『5TO9』は、中華圏のアカデミー賞こと台北金馬国際影展など多数の国際映画祭に出品され、2018年夏より全国公開。長編第二作『大和(カリフォルニア)』はタリン・ブラックナイト映画祭を始め幾つもの国際映画祭で上映され、The New York TimesやVARIETY、Hollywood Reporterなどの海外有力メディアでも絶賛された。2019年にシンガポール国際映画祭とシンガポール・アートサイエンスミュージアムの共同製作である『TOURISM』を全国公開し、反響を呼ぶ。最新作の大阪を舞台にしたデジタル・スリラー『VIDEOPHOBIA』は映画芸術の年間ベスト6位に選ばれた。

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