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剣豪、フリーランス武士「宮本武蔵」が後世に伝えたかった生きざま  ㉓

剣道

水の巻、詳細を読み解く

「五つの構え(かまえ)のこと」

ここでいう構えとは

自分の武器(スキル)を

たずさえて

未知の相手から

信用を得るための

武器(スキル)を使う

スタンスのことである。

(スキル=知識、技能、能力、話術 etc・・・)

五つの構えがあるのだが

どの構えも

構えそのものにはとらわれず

何より、大事なのは

相手の信用を勝ちとることを

一番に考えることが

大切である。


構えには

中段上段下段右わき左わき

五つがあるが

極意である構えの

真髄は中段にある。

中段こそ構えの中心であり

あとの四つは中段の構えの

補助として使うのである。


一、中段の構え 
  まずはじめは
  この構えをもって
  自分のスキルを主力として
  相手に正面からアプローチして
  信用を勝ち取るのである。
  基本的なやりかたである。

一、上段の構え
  
相手をよく見て観察し
  中段の構えでは十分に
  自分のアプローチが
  届いていないと
  感じたら
  文字通り自分のスキルを
  大上段にふりかざして
  頭上から
  圧倒的なスキルの
  アプローチするのである。
  やや手荒いやり方だが
       うまくゆけば絶対的な信用
  勝ちとることができる。  
  あとのフォローができれば
  効果が見込めるのである。

一、下段の構え  
  この構えは、
  相手が不安そうで
  弱々しく
  見える場合
  正面からでも
  頭上からでもなく
  自分の持てるスキルを
  ひかえぎみに、引き下がって使い
  安心と信用を勝ちとるのである。
  (武器はやみくもにつかえばいいものではな)

一、左右わきの構え
  わきに構えるとは
  相手の見えない位置
  自分のスキルをかくし持ち
  ここぞ、という時に
  使うのである。
  (無能なふりをする)
  相手の性格にもよるが、、、
  はじめは
  こちらから見て
  「あなたが上で、僕が下」
  というスタンスのほうが
  気分よくて
  とけこみやすい人が
  世の中にはいるのです。
      (自分より、できる人は
  嫌みたいな人が・・・)
       そのうちに
  なんとなくスキルを使い
  相手の信用を勝ちとるのである。 

  左がわにかくすか、、、
  右がわにかくすか、、、
  とにかく
  相手に見えないように
  構えることが
  大事なことです。

「自分の持てる武器(スキル)は
 相手をよく見てつかうことが
 効果的なのです。」 

あなたが人生を

生き抜くために

あなた自身でみにつけた

人生の武器(スキル)。

これからも

そのスキルに磨きをかけて

思う存分に活用し

ときには

人を喜ばせ

成功に歓喜の声をあげ

ときには

失敗に打ちひしがれて

涙をながし

悔いのない人生を

送ってください!




参考、引用「五輪書」神子侃訳 徳間書店 

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