弥生|やよい|春となり 隣は何を着る人ぞ
春の語源
天気の「晴れ」から
また
草花の蕾や木の芽がふくらんで「張る」こと からとも
なんだか、希望や光であふれんばかりの由来です。
凍えるような寒さとおもえば、汗ばむほどに暖かな日だったり。
きまぐれな冬と春のはざま。山から本格的にお便り(花粉)も届き始めたようで、さあ、三月のはじまりです。
そろそろウールのコートを衣替え。
はりっとしたスプリングコートに袖を通すと、背筋がのびるよう。
毎年この時期に気分を切り替えてくれるのが、ギャバ素材のスプリングコートです。
シンプルなので飽きることなく、長年着られる一着なのです。
ギャバとは、密な綿織物で風を通しにくく、自然な光沢がある素材です。きれい目になりすぎず日常に使いやすいカジュアルさも魅力です。
パラスパレスでは、毎年同じデザインで出すのではなく、その年々の空気を感じられるよう毎春あらたにご用意しています。
今年はベーシックなベージュと、深みのあるグリーンにしました。内側にタンポポのテキスタイルを使っているのも嬉しいポイント。
ほどよい厚みと、生地の自然な張りからシルエットに立体感が出て、晩春まで大活躍するコートとブルゾンです。
かたち違いもあります↓
毛羽立ちがほぼなく、つるりとしているので、ホコリが払いやすいのも今の時期嬉しいですね。
街ゆく人々の上着が、日ごとに春めいてくるのを見るのも楽しい時期です。
おっ、変わったね!と、季節を感じるバロメーター。隣は何を着る人ぞ。
春は、そこまで。かろやかなコートに着替えて、今月もかろやかな心でまいりましょう。
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