音楽は辞められない。

ネガティブな意味ではなくポジティブな意味で。

自分が周りに誇れるものって何だろうかと考えるとやはり音楽に辿り着く。

それは今だからではなく、
作曲を始めた頃もその前もそう思っていた。

自分の人生で「譲れないもの」は音楽だから、
何であろうと辞められない。

だけどやっぱり辛い時はある。
自分の無力さを痛感したり、才能を持って生まれてこなかったことを悲しく思うこともある。

しかし、今までの経験で感じたのは、
長い目で見てそういうスキルは、真に身につけた時、気づかなくなるということだ。

つまり無意識に行うようになる。
今まで意識的に行っていたことが身に付いて、気づけば周りから「凄いね」と言われても本当に「そんなことないよ」と言えるようになる。

だから自身の成長は感じづらい。
失敗ばかりが目について出来ないことだけが残って見える。

でもそれを知っていればきっと大丈夫な気がする。

自分にとって音楽は人生であって、頑張らないことは頑張ることよりも辛いことだと知った。

足りないものは今からでも遅くない、これからでも遅くない、何年後何十年後でも遅くない。

最大限で少しずつ、
かき集めていけばいいと、そう思う。