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違いは豊かさ

違いは豊かさ

だな

口癖のように違いはご褒美って言っていて
まぁ同じ意味なんだけど
豊かさの方が よりしっくりきたな

言葉が違えば それを学び知ることで成長欲求は満たされ
知ることで交流や可能性は増え
より知見は深まり
与えることもできる

うん 豊かだ

いくら
より簡単に安全に便利になっても
欲求はまた渇く
いや、便利になるからこそ渇く
不便である状態で生存してきた設計なのだから
不便さの中に含まれる「動作」が必要なのだ
動作を省いて得た報酬では
真の報酬になり得ない

バーベキューをしていて感じた
暑い中
衛生面も保証されない外で肉を焼いて
調理もしなきゃいけない
ボタン一つで焼けるものを
準備も維持も片付けも大変な炭を起こして
どうしてわざわざこんなことをするのかと
不思議に思っていたが

自ら器具や材料を準備し
苦労して火起こしをし
良い加減に火力を調整し
食材と風を見て燃焼時間を測る
そんな諸々の不便の中に
最高の幸福感が詰まっていることを知ったとき
世界の見方が拡張したのは衝撃だった

身体の進化より
テクノロジーの進化の方があまりにも早く進んでしまったので
アナログな調整が必要だ

だからこそ
不便を求めて不便が商品になるんだな
「お金を払って仕事をする」はそういう事か
なるほどなぁ〜

そんな不便、不安、危険は
もともと無償で存在している

天然で存在するものに手を出すのは
ハードルが高いから
良い塩梅に調整された
加工の不便、不安、危険が
クリエイティブのポイントかな

資本主義が成熟しきろうとしている今
通貨の価値はどんどん薄まるだろうか
身分証のような役割にスライドしていくだろうか

財産、物資、情報、文化
あらゆるものは共有されて
個人の所有物でなくなるのかな
身体を巡る血液のように
ぐるぐると循環するもので
血液を美しく健全に保つことが
共通の意識になったりするのかな

そんなことを空想したり
目にした耳にしたものを
自分の尺度で腑に落とす作業は
本当に楽しい

これも時代が成熟した
山程の恩恵のもと行える
私にとっての最高のPAMPER  PARTYだ

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