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聖徳 通信 健康・医療心理学Ⅰ レポート 第2課題 評価S 教科書の各論Ⅰ・Ⅱや調べ学習の中で、特に関心をもった領域を2つあげ、それぞれにおける心理臨床の特徴についてまとめなさい。
設問:教科書の各論Ⅰ・Ⅱや調べ学習の中で、特に関心をもった領域を2つあげ、それぞれにおける心理臨床の特徴についてまとめなさい。 本文:教科書で特に関心を持った領域は①老人の心理臨床②小児科における心理臨床である。それぞれの心理臨床の特徴について述べる。 まず老人の心理臨床に述べる。心理臨床の場で活動する心理師・臨床家の年齢は様々であるが、老年以前にある臨床家は、老年の体験を真に理解することはできないと予測される。そのため、老人の心理臨床では、若年者のような洞察を目的とせず、
聖徳 通信 健康・医療心理学Ⅰ レポート 第1課題 評価S ①査定面接とは何か。さらにそれが病院臨床心理においてどのような意味を持つのか、説明しなさい。②テストバッテリーとは何か、さらにその重要性について説明しなさい。
設問:①査定面接とは何か。さらにそれが病院臨床心理においてどのような意味を持つのか、説明しなさい。②テストバッテリーとは何か、さらにその重要性について説明しなさい。 本文: ①査定面接とは心理査定の一つであり、通常は初回(インテーク)面接後に行われ、クライエントのパーソナリティや行動特徴など様々な情報を収集し、多面的に評価する面接のことをいう。傾聴の姿勢などの基本的態度は心理療法の場合と同じであるが、今後の援助方針を見定めるために必要な情報を査定者が積極的に問う必要がある点
有料450聖徳 通信 神経・生理心理学Ⅰ レポート 第1課題 評価S 大脳皮質における部位の区分方法3種類(葉、領野、ブロドマンの脳地図)を挙げ説明せよ。なお、葉と領野については、各部位における大脳皮質の機能についても説明せよ。
設問:大脳皮質における部位の区分方法3種類(葉、領野、ブロドマンの脳地図)を挙げ説明せよ。なお、葉と領野については、各部位におけ る大脳皮質の機能についても説明せよ。 本文: 大脳皮質(cerebral cortex)は脳の大部分を占め、ヒト独自の進化を遂げてきた。大脳皮質は、溝などによって分けられた物理的位置、機能、細胞組織、の観点により区分でき、それぞれ「葉」「領野」「ブロドマンの脳地図」と呼ばれる。 「葉」は大脳皮質の物理的位置による区分方法である。前頭葉(fron
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聖徳 通信 知覚・認知心理学Ⅰ レポート 第2課題② 評価A ヒューマンエラーの原因について、認知心理学の立場から体系的に説明せよ。この時に、対象としているエラーの具体例を日常生活の中から適宜挙げながら論述すること。
設問:ヒューマンエラーの原因について、認知心理学の立場から体系的に説明せよ。この時に、対象としているエラーの具体例を日常生活の中から適宜挙げながら論述すること。 本文:本レポートでは、ヒューマンエラーの原因について認知心理学の立場から体系的に説明する。 ヒューマンエラーとは一般には「期待を逸脱した人間の誤った行為」であると考えられる。エラーの発生原因は、人間側だけの問題ではなく、行為の対象であるモノや機器、システムのほうにあることも多い。例えば、自宅のエアコン二台のうち、一
有料450聖徳 通信 知覚・認知心理学Ⅰ レポート 第2課題① 評価A 知識と思考のメカニズムと働きについて、日常的な具体例を挙げながら解説せよ。
設問:知識と思考のメカニズムと働きについて、日常的な具体例を挙げながら解説せよ。 本文: 本レポートでは、知識と思考のメカニズムと働きについて、日常的な具体例を挙げながら解説する。 知識とは「時が経過しても変化することのない記憶の中の情報」のことである。外部からの情報一つ一つは本来微妙に異なる。それらを概念としてカテゴリ分けしておくことで、新たな情報を既知のカテゴリに組み込むことが可能となる。 概念の分類の方法としては①定義的属性②家族的類似性③目標志向カテゴリが存在す
有料450聖徳 通信 知覚・認知心理学Ⅰ レポート 第1課題① 評価B 記憶のメカニズムを概説したうえで、「忘れる」ことの日常的な具体例を複数挙げ、そのメカニズムを説明せよ。
設問:記憶のメカニズムを概説したうえで、「忘れる」ことの日常的な具体例を複数挙げ、そのメカニズムを説明せよ。 本文: 本レポートでは、記憶のメカニズムを概説したうえで、「忘れる」ことの日常的な具体例を挙げて、そのメカニズムを説明する。 記憶とは、ものを覚える過程(記銘)、覚えていること(保持)、覚えていることを検索して思い出すこと(想起)という3つの段階から成り立つ過程である。エビングハウス(Ebbinghaus,1885)は記憶の保持曲線で示したように、記憶が時間経過に
有料450聖徳 通信 知覚・認知心理学Ⅰ レポート 第1課題② 評価B 感性認知のメカニズムについて、適切な具体例を挙げながら、知性処理と感性処理それぞれの働きと関わりを踏まえながら説明せよ。
設問:感性認知のメカニズムについて、適切な具体例を挙げながら、知性処理と感性処理それぞれの働きと関わりを踏まえながら説明せよ。 本文: 本レポートでは、感性認知のメカニズムについて、知性処理と感性処理それぞれの働きと関わりについて、具体例を挙げながら説明する。 感性について、哲学者の佐々木健一は「感じることの性質もしくは能力」と定義し、生理学者の久野節二氏は「瞬間的あるいは直感的に物事を判断する力」と定義している。さらに心理学者の三浦佳世は「ものやことに対して、無自覚的、直
有料450聖徳 通信 感情・人格心理学Ⅰ レポート 第2課題② 評価S 感情の機能を説明したうえで、感情が有害か無害かについて日常的な具体例を使ってまとめよ。
設問:感情の機能を説明したうえで、感情が有害か無害かについて日常的な具体例を使ってまとめよ。 本文: 感情が人間行動に与える役割については、妨害的であると考える立場(感情有害説)と役にたつ・無害であると考える立場(感情有用説)が存在する。フロイトやスキナーなど20世紀初期から中盤の心理学者たちは、感情が進行中の行動を妨害したり、理性的思考や行動を妨げたりするという「作用」に注目し、感情有害説を主張した。しかし彼らは感情現象の全容については言及していなかった。20世紀中盤以降
有料450聖徳 通信 感情・人格心理学Ⅰ レポート 第2課題① 評価S 感情の理論にはどのようなものがあるのか日常的な具体例を使ってまとめよ。
設問:①感情の理論にはどのようなものがあるのか日常的な具体例を使ってまとめよ。 本文: 心理学において標準的な感情の定義は存在しないが、オートニーらは「感情とは、人が心的過程の中で行うさまざまな情報処理のうちで、人、物、出来事、環境についてする評価的な反応である」と述べている。感情には、原因が存在し、喜びや怒りなどの強くて一時的である情動と、明確な原因は存在せず、イライラなどの弱めだが持続的である気分の2つに分けられる。以下では5つの感情の理論について例を使用しながら説明す
有料450聖徳 通信 感情・人格心理学Ⅰ レポート 第1課題② 評価S アサーティブ行動は健康なパーソナリティが顕在化したものであるとした時、この立場を裏づける理論的根拠について論じなさい。
設問:アサーティブ行動は健康なパーソナリティが顕在化したものであるとした時、この立場を裏づける理論的根拠について論じなさい。 本文: アサーティブ行動は健康なパーソナリティが顕在化したものであるということは「健康なパーソナリティが顕在化した場合、アサーティブ行動ができている」という仮説が成立するということである。この仮説について論理的根拠を用いて示すために、アサーティブ行動について説明した後、健康なパーソナリティの規準がアサーティブ行動によって満たされていることを説明する。
有料450聖徳 通信 感情・人格心理学Ⅰ レポート 第1課題① 評価S ビッグ5理論は、パーソナリティを類型または特性のどちらと捉えるかを論じなさい。
設問:ビッグ5理論は、パーソナリティを類型または特性のどちらと捉えるかを論じなさい。 本文: ビッグ5理論は、パーソナリティを特性と捉えることが適切である。以下に、まずパーソナリティを定義し、類型論と特性論についての成り立ちや特徴について述べる。その後ビッグ5理論について説明した上で、改めてビッグ5理論が特性と捉えることが適切であることを説明する。 パーソナリティの研究に尽力したオールポートの定義によると、「パーソナリティは、個人の内部で、環境への彼特有な適応を決定する
有料450聖徳 通信 産業・組織心理学Ⅰ レポート 第2課題 評価B 「ヒューマンエラー」と「エラーを防ぐデザイン原則」について概説し、身近な具体例を挙げて論じなさい。
設問:「ヒューマンエラー」と「エラーを防ぐデザイン原則」について概説し、身近な具体例を挙げて論じなさい。 本文: 本レポートでは、ヒューマンエラーとエラーを防ぐデザイン原則について、身近な具体例を挙げながら概説する。 ヒューマンエラーとは一般には「期待を逸脱した人間の誤った行為」であると考えられる。エラーの発生原因は、人間側だけの問題ではなく、行為の対象であるモノや機器、システムのほうにあることも多い。例えば、自宅のエアコン二台のうち、一方のリモコンAは電源が赤ボタンで
有料450聖徳 通信 産業・組織心理学Ⅰ レポート 第1課題 評価B メイヨー(Mayo, E)らによる「ホーソン研究」と「人間関係管理」について、自分で論点を設定して論じなさい。
設問:メイヨー(Mayo, E)らによる「ホーソン研究」と「人間関係管理」について、自分で論点を設定して論じなさい。 本文: メイヨー(Mayo,E,1933)らによるホーソン研究は、それまで主流であり自動車大量生産などに寄与した科学的管理法とは視点を転換させ、組織のあり方(組織観)が人のあり方やつながり(人間観)に大きく影響を受けることを発見した。本レポートではホーソン研究が行われた経緯や研究内容・結果を説明した後、研究結果により組織・社会がどのように変化していったかについ
有料450聖徳 通信 障害者・障害児心理学 レポート 第2課題 評価B 情緒障害児、言語障害児のいずれか1つを選び、疾患の特徴と支援方法について述べなさい。
設問:情緒障害児、言語障害児のいずれか1つを選び、疾患の特徴と支援方法について述べなさい。 本文: 言語の発達には「理解力」と「表出力」の2つの側面がある。どちらか、もしくは両方、において何らかの障害がある場合に言語障害という。言語障害は構音障害、流暢性障害、言語発達遅滞の3種類に大別される。以下にそれぞれの特徴と支援方法について述べる。 構音障害は、話し言葉の言語学的処理にはまったく障害がないが、構音器官の器質的又は機能的な問題により、実際の発音に異常がある。口蓋裂の
有料450聖徳 通信 障害者・障害児心理学 レポート 第1課題 評価B 知的障害児の学習や課題遂行にかかわる特徴をまとめ、どのような教育および環境的配慮を行う必要があるか述べなさい。
設問:知的障害児の学習や課題遂行にかかわる特徴をまとめ、どのような教育および環境的配慮を行う必要があるか述べなさい。 本文: 知的障害児は知的機能の明らかな制約があり、それと同時に適応行動の制約が伴い、それらが18歳までに生じた子どもが該当する。知的機能の制約としての目安は、知能指数(IQ)の結果が平均値である100よりも2標準偏差分低い値である70ないし75以下になることである。適応行動は、記憶や言語、読字、問題可決力などの能力である「概念的スキル」と、他者の思考・感情を
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