時間術④ デュアル化は未来への投資
時間術だとか、時間を有効に使おうということで定番のフレーズは、「選択と集中」「隙間時間」「マルチタスク」のようなことを、しっかりと理解はできなくても何となく言いそうだなってことは想像できると思う。
その中でいろんな人が思い浮かべるのはデュアル化です
デュアル化というと、「〇〇しながら△△をこなす」みたいな感じです。
わたしが気が付いたらやっていることは
・移動中に本を読む、ゲームをやる
・美容院で髪の毛を切ってもらっている間にインスタの投稿をする
・風呂に入っている間に読書をする
他にもいろいろありますが、何かをしながら別のことをするのは時間を有効に使うためにいろんな場面でやっていますね。
デュアル化は常に正しいのか?
仕事中であれば、デュアル化しないでやはり集中した方が効果は出ると思います。お客様に何かサービスを提供するのであれば、全力で応えるべきだと思います。
それは、まっとうなビジネスマンであればいうまでもないことですね。
遊びやストレス解消もデュアル化はお勧めしませんし、楽しむときは全力で楽しむべきです。
有給使ってどこかに旅行に行くときに仕掛中の仕事をやろうとしてもたいていうまくいきません。それどころか旅行に行ってもストレス解消にならず、ストレス解消のつもりがストレスが溜まってしまうことにもなりかねません。
有給中にメールはまだしも電話なんかかかってきたら溜まったもんじゃありませんね。残念なことに自分が有給取っていても、把握しているのは所属している部門の人ぐらいで、取引先の人は把握していないから普通に電話がかかってきたりしちゃいます。
営業の人は大変ですね。夏休みにゴルフをプレイしている間に仕事のクレームなんか来ちゃったら、どっちも楽しめないんじゃないでしょうか?
じゃあどこでデュアル化するのが正しいの?
そうなると通勤などの移動時間やお風呂に使っている時間などがデュアル化しやすい時間ではないでしょうか?
わたくしは車よりも電車の方が好きです。やっぱり電車で実家に帰るときは本を読みながら気が付いたら家についていたというのが、理想の状態になっています。
ただ、移動中に本を読むということは多くの人が普通にやっていることで、珍しくありません
重要になってくるのは、そのデュアル化にどれだけの意味を持たせることができるのかになってきます。
わたくしの場合ですとベタベタですが、やはり読書が筆頭です
普段の通勤では車で5分なので、静岡への30分の新幹線通勤をイメージしましょう
① 本来の目的 通勤
② 通勤中のエンタメとしての読書(消費)
③ 読書からの学び・ネタ集め(投資)
④ ネタ集めからのアウトプット(インスタ・ノート)
⑤ ネタ集めをしたことの実践(この辺りから無理やりだな)
というように、一つの行動から5つの意味を見出しております。
やっていることはどうしてもやらなくてはいけない、移動中に本を読んでいるだけです
楽しみとしての読書だけでも十分だと思いますが、何かしらの意味を見出すことができれば、より実践的であり他者との差別化を図れます。
そのために最も大事になってくるのが「自分の理想を思い浮かべること」です。
それは簡単でもよいのです。仕事のためでもよいし、明日何して遊ぼうでもよい。今度の正月休みは何をしようかな?
そして、「将来は○○の専門家になりたい」でもよいし、それに向けて楽しみながら何かをするということが大事なのです。
いきなり、デュアル化といっても全然体得できないし、移動中に読書をするつもりが寝てしまったでも別に気にしなくていいのです。
自分の理想の姿、「やりたいこと・得意なこと・大事なこと」をイメージできるようになることが、回りまわって時間の有効化を図れるのではないかと思うのです
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