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四字熟語541

今朝の四字熟語は「漁夫の利」です。漁夫の利」(ぎょふのり)とは、他人が争っている隙に第三者が利益を得ることを意味する四字熟語です。

この言葉は、争いの当事者が相互に損害を与え合っている間に、外部の者がその機会を利用して利益を得る様子を描写しています。

元々は中国の故事から来ている表現で、特に戦争や競争が激しい場面でよく使われます。

たとえ話で説明するなら、二匹の猫が一つの魚を巡って争っているところに、そこを通りかかった狐がその魚をさっと持ち去ってしまう、という話があります。

猫たちは争っているうちに本来の目的を見失い、結果として狐が簡単に魚を手に入れることができました。

この話は、「漁夫の利」の典型的な例として、争いに巻き込まれないことが時には最も利益をもたらすことがあるという教訓を示しています。

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