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いちばんすきな花・第5話

*最初からネタバレありです。


第5話は紅葉くん(神尾楓珠)の回

紅葉は学生の頃から男友達に女子のアドレスを聞いて来る事を頼まれたり、文化祭の実行員を頼まれたり。それを嫌な顔ひとつせず受け入れる男の子。
大人になってもナンパの声かけ役や合コンの初めだけいて欲しいと言われる要員で、影では「(客寄せ)パンダ」と呼ばれている。

見た目で判断されるのは夜々ちゃん(今田美桜)と同じ?私には分からない感覚かな?と思いましたが、紅葉の裏にある事は夜々ちゃんとも違うものでした。

紅葉は教室で1人で絵を書いていた男の子に話しかけ、一緒に絵を描いたりして過ごしたけど、「友達がいなくて、いつも1人でいる子」を見つけたら一緒にいることで「誰とでも仲良くなれて、誰からも好かれて、明るくて、優しい。そう言われてみんなから必要とされたかっただけだった」という。

誰とでも仲良くなれて、誰からも好かれて、明るくて、優しい。それは私には無い憧れる部分だけど、紅葉にとっては「必要とされていること」の証。


「誰かに必要とされたい」と思うことや「1人の人に声をかけて一緒にいよう」と思うことは酷いことではないと思う。

第2話だったかで椿(松下洸平)が言った「言っちゃダメなことはたくさんあるけど、思っちゃダメなことはないです。」と同じ。

ただ紅葉は高校時代に声を掛けて一緒に絵を描いた男の子に再会し、自分の本当の思いを伝えてしまいました。
声を掛けてもらった方はその事が嬉しくて、紅葉のお陰でその後の友達との出会いに繋がったから感謝しているのに…。

このシーンを見て私が思い出した事。
それは私も1人の人や入りやすいグループを探していた頃があったな…。
なぜかクラスで無視されて…気づけば1人になっていて…1人でいる事は全然大丈夫なんだけど、何か行事がある時はグループになる事が求められるんですよね。取り敢えず1人ぼっちの寄せ集めグループに入るんですが、普段も1人でいると「いじめられてる風」になってしまうので1人の子や暗い雰囲気のグループに寄せてもらってました。

その事を紅葉のように「自分はなんて悪いヤツだ😠」と思っていましたが、第5話を観て、あの時一緒に居てくれた人たちは私の事をどう思っていたかなんて分からないな🙁と思ったのです。

そして「人に必要とされる」ということ。これって受け身だから分かりにくいのでしょうか?紅葉の言いたいことは分かるのだけど、なんかズレてるような🤔首を傾げながら今コレを書いてます(笑)

そして再び登場した赤田(仲野太賀)とゆくえちゃん(多部未華子)のやり取りが、やっぱり好きだなと思いました。友達関係だからこそのワチャワチャ感🤣

それを見ていた赤田の奥さんは、ゆくえちゃんを「元カノ」認定。

なんでやねん!友達やっちゅーねん!と1人ツッコミましたよ(笑)

異性の友達=元カノ、元カレという固定概念、どうにかならんのでしょうかね。それが一般的だからこそ、ドラマの大きなテーマが「男女の友情は成立するのか」。今後の展開も楽しみです😄

次回予告でも赤田が出てくる様子が流れていたので楽しみ過ぎてニタニタしています😁

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