不安症が再発してしまったよ

こんにちは。
最近プチ再発したので、今思っていることを書いてみようと思います。

パニック症プチ再発しました

一月最後の週の水曜日に再発というか、ちょっと人前でお話をする場面で発作が起きました。
ま、発作にもたくさん種類があると思うのですが、その時の発作はこんな感じです。
・息苦しい
・胸の締め付け
・体温が急激に上がる感じ
・「どうしよう、どうしよう」という焦り
・言葉が出ない感じ
・めまい
ま、こんな感じです。

はい、これは不安症やパニック発作の一種ですね。
完全にプチ再発しました。

今日は2月14日なんですが、再発の日からちょっと不安があるのが否めません。
最初は「平気平気大丈夫」って思ってたんですけど、自分に素直になるとやはり不安です。
あの日から大きな発作はないのですが、不安からくる上にあげた症状の軽いバージョンがちょこちょこあります。
ただ今日の時点で改めて気が付いたことというか、とても大切なことを再確認できました。

それは何かというと、パニック障害の人が苦しむ予期不安ってありますよね。
予期不安の症状はたくさんあると思いますが、どんな症状にせよ、その症状自体を治そうと思っても無理があるんです。
それは気を紛らわせたり、呼吸法であったり、リラクゼーション音楽であったりと方法はあるにせよ、発作まで至らないように抑え込む技のようなもの。
もちろん克服していくうえで大切な技術ではあるのですが、それそのものでは一時しのぎにしかなりません。
発作を何度も繰り返している方にはご理解いただけると思います。
「なんとか乗り切った」ってだけなんですよね。

ここで肝心なことは、これらの症状は不安な気持ちからくる身体的な症状なわけで、不安を取り除かなければダメだということ。
要は不安さえ取り除ければ、これらの症状自体が起きないってことなんです。

なので予期不安を取り除くにはやはり自信をつけることが大切。
例えば私の場合であれば、再発の日からしっかりと日記を付けて、次の日の不安は実際現実に起きたのか?という部分にフォーカスして、「大丈夫だった」という結果を日々つけることで、自信に繋げてい感じです。

もしも次の日も同じように発作が起きてしまっても大丈夫。
それはそれで「何が不安だったのか?」「どういうきっかけでなったのか」というような感じでどんどん日記を書いていきます。
それに対してまた次の日も不安に思っていたことと、実際はどうだったのかを記入していきます。
これを繰り返しやれば分かるのですが、実際には不安に思っていたことが現実に起こる可能性はかなり低いです。
これを自分自身で認識していくのです。
取り越し苦労なことばかりなことに、しっかりと気が付いたときに自信へと変化していきます。

もう一度言いますが、身体的症状を治そうとしてもダメです。
それは一時しのぎにしかならない。

それよりも根本的な部分の解決をしてください。
これができるようになると、自然と不安な時間が短くなります。
不安な時間よりも何も気にせず行動できる時間が増えることで、身体的な症状は消え去ります。

私自身この2週間ほど実践していますが、どんどん不安が消えて、以前と変わらない状態に戻りつつあります。
不安に支配されたくなければ、めんどうだし向き合いたくないかも知れませんが、やるべきです。

私は5年ほど再発せずに来ましたが、ちょうど一年前に
【パニック障害を克服するチャンネル】を作ったことで、パニック障害を調べたり、色々と思い出したりしたのも今回のきっかけなのかなとも思っていますが、なんの後悔もしていません。
私自身パニック障害や不安症は自分の人生の一部だと考えているからです。
今回ちょっとプチ再発をしてしましましたが、またいつものように戻って楽しめることは楽しみ、やりたいことはやっていこうと思っています。

パニック障害の有病率(一生に2回以上)は1.5%~5%と言われています。
20人~60人に一人です。
社内や満員電車、行列の中にも自分と一緒の状態の人がいる計算です。
特に珍しいわけでもありません。

私は2002年から12年間かけて克服しました。
克服するまでは非常に長く、つらい日々を送っていました。
人のせいにしたり、初めての発作の時の環境のせいにしたり、不安症のせいでできない自分を紛らわせたりしてきました。

でも変えられるのは自分次第だと気付きました。
人生を楽しむことが目的ではありませんか?
パニック障害や不安症があるから楽しめないなんて思わなくていいと私は思います。

辛い気持ちは本当に分かります。
応援しています。




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