急に世界が斜めになったようなふらつき

こんにちは、なんか急に世界が斜めになったようなふらつきってありませんか?
思わず何かに摑まったり、寄りかかったりしちゃう感じ。

これパニック障害になると結構あるんですよね。
でも大丈夫、私の経験からも、ツイッターとかで同じ経験をしている人も、一度も倒れていはいません。
確かに焦るし、原因も不明ですが、それ自体で倒れてしまうことはないです。

そんな感覚が襲ってきても、動じずに「いつものことかー」と受け流してしまいましょう。
(ただし必ず一度は検査を受けて、身体に問題ない事を確認しましょう)
こういった小さい体の変化を気にするとどんどん不安が押し寄せてきます。

パニック障害になると確実に小さな体の変化に敏感になります。
呼吸であったり、臓器の違和感だったり、様々な事が気になってそれが引き金になって予期不安を起こしたり、発作に繋げてしまったりします。

この些細な変化を気にしすぎて生活するのは楽しくないし、いつまでも不安から解放されません。
大切なのは人生を楽しむ事=パニック障害が消えていきます

この法則を分かっていないと絶対治りません。
治そうとしても治らないのがパニック障害です。
治す気を無くして、日々の生活を少しでも充実させて行く事が克服してくステップです。
そして興味のあることを勉強してスキルアップしたり、楽しい事を単純に楽しむ事。
これは自信に繋がり人生が豊かになります。

最近よく考えます。
「果たしてパニック障害になる前の自分は本当にいい人生を送っていたのか?」と。
比べてしまいませんか?
パニック障害になる前の自分と今の自分を。

実際私は2002年に発症して、克服するまでに12年の時を費やしました。
とても長い間苦しみました。
今は充実しているかはよく分かりませんが、苦しんでいた時よりも100倍は楽しい人生を送っています。
やりたいこともできるようになりました。
興味を持てるようにもなりました。

さて、2002年よりもっと前の自分を思い出してみることにします。
酷いもんです。
特に目標もなく、やりたいこともない。
結構だらけた人生を送っていました。
ただしパニック障害にはなっていなかったので、なんの制限もありません。

でもなんにもしないんです。
贅沢ですよね。
パニック障害になるととたんに制限がかかるので、パニック障害になる前の自分と比較して落ち込むんです。
でも実際は大したことしてないんです。

という事はパニック障害になったことはマイナスばかりでもなく、日々の日常で気づかない、あたりまえにできることに対して感謝の気持ちが湧いてきませんか?
私は感謝の気持ちが湧いてきました。

そして今までは当たり前に出来ていたことでも出来なくなってしまい、悔しい気持ち、悲しい気持ち、バカバカしい気持ち、情けない気持ちを抑えて、小さなことでも楽しんで、感謝するようにしました。

例えば、電車に乗っていて、小学一年生が一人で学校に通っているわけです。
それを見た時に最初は悔しかった。
こっちは発作寸前で大変なことになってるのに、目の前の少年は本を読みながら電車に乗れているわけです。
悔しかったし、情けなかった。

でもそんなことでも、自分は自分と考えるようにしました。
一駅乗れただけでも大したもんです。
乗れたことに感謝の気持ちを持つ努力をするわけです。

バカバカしいですか?
私はそうは思いません。
かっこいいと思います。
自分の現状を認め、前に進もうとする姿勢。

それはパニック障害の克服以外でも絶対に役に立つと思っています。
自分は自分であって、それだけは変えられない。
自分が自分を認めてあげて褒めてあげないとダメです。

そんなことではたとえパニック障害が治ったとしても、楽しい人生なんて歩めないと思います。
だから嫌にやらないで欲しいです。
自分を攻めたりしないで欲しい。

私も散々自分を攻めましたが、いい事は一つもありませんでした。
それは自分に厳しいのとは違います。
行き場のない怒りや不安を大切な自分にぶつけているだけだと思います。
大切な自分にそんなことしないで欲しいです。

小さい事でも喜んだり、楽しんだりするのって、とても素敵だと思います。
わたしはそういう人間になりたいです。
克服して発作もでず、先生にも完治したと言われてから6年の時が過ぎました。
去年から【パニック障害を克服するチャンネル】をYouTubeではじめて一年ほど経ちましたが、やはりTwitter上ではたくさんの人がパニック障害で苦しんでいます。

僕がどうにかしてあげられる問題ではないのは分かってますが、少しでも前に進むきっかけになってくれたらと思います。

今日書いたことを実践してみて下さい。
最初に戻りますが、いきなり世界が斜めになったようなふらつきは消えていきます。
たまーにあるかもしれませんが、回数が減ると気も楽になってきますよ。

それではまた☆


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