パニック障害を克服して何が変わったのか?

こんにちは。
今日はパニック障害を克服して何が変わったのか、自分自身で振り返ってみようと思います。

結論から書いちゃいますけど、、、

実際何にも変わっていません。

えーーー!って思うかもしれないですけど、本当に変わっていないんですよ。
というのも理由があるので書いていきますね。
分かりやすいように比較して書いていきます。

行きたいところに行けるようになった。
でもこれ、、
行けるようになったくせに、実際はめんどくさくて行かなかったり結構しています。
なんか理由を付けて先延ばしにしたりしちゃうんですよね。
パニック障害だったころは、パニック障害のせいにして行かなかったくせに。。

電車に乗れるようになった。
あんなに避けていたのに。。
でもそもそも満員電車が辛すぎる。
これはすべての人類がそう思っていると思います。
パニック症とか関係なく満員電車が嫌。。
乗れるようになっても乗りません。

不安なく仕事が出来るようになった。
でもどうでしょう。
仕事では不安なことや悩みごとがつきません。
さらに最近ではコロナショックで失業寸前です笑
仕事の人間関係や理不尽なこと、そんなことはパニック障害とか関係なくありますよね。
以前はパニック症が治ったら仕事も楽しく出来ると思っていたのに。。

お酒を気にせず飲めるようになりました。
やはり服薬中はお酒をあるていどは控えなければいけません。
でもどうでしょう。。
先日泥酔してしまい、大変なことになりました汗。。
もし今も服薬していたらそんなにたくさんお酒を飲むことはなかったでしょう。

漠然とした不安からは解放されました。
だがしかし、不安は尽きません。
将来の不安、お金の不安、健康の不安。。
パニック障害が治ったら何の心配もなくなると思ってましたよ。
でもですね、あるんですね、、
こんなにもたくさん。。

現実感の喪失に苦しみました。
本当に絶望しましたよ。
でもね、世界が元通りになって見えて冷静になったとしても、そこには現実が待っています。
逆に現実感の喪失や、パニック障害や不安症だから、、
って逃げ道はありません。
これは本当に大変で、甘えるところがなくなります。
今思えば苦しんでいた頃の方が私は逃げまくっていたので楽でした笑

ちょっといいところと言えば、
地下のお店や高層タワーに行った際に退避ルートを確認する癖ができたこと。
これは防災意識が高まったと思います笑

病院で服薬している薬はありますか?の欄に「なし」って書けるようになったこと。
これは意外に嬉しかったです。
毎回薬の名前を書いて、不安症の薬ですって書くのが結構ストレスでしたので。

ま、こんなもんですよ本当に。
パニック障害の頃と克服した後、、
克服したら全部上手くいくと思ってましたが、そんなことは全然ありません。
常に次から次へと問題が出てきます。
それが生きるってことだと気が付きました。

なので何が言いたいかと言いますと、
パニック障害とか不安症とか本当に大変ですけど、気持ちは痛いほどわかるんですけど、治すことにとらわれずに、楽しむことは楽しんで、興味をもって色々と挑戦したり勉強したりしてみて下さい☆

パニック障害に苦しんだ期間、、
実に12年。
克服して6年が経ちました。
そんな中で思うことは、パニック障害が治ったところで何にも変わりません。
自分自身の人生です。
悲観的にならずに人生を楽しんで下さい。
受け入れてパニック障害と共に歩んでみて下さい。

そうするとどうなるかというと、私のYouTubeチャンネルを登録解除して、検索で「パニック障害 克服」「不安症 治し方」とか検索しなくなります。
最高ですよね笑
どちらにせよ生きていかなければいけません。
命を絶つ行為は絶対ダメです。
その気持ちは分かります。
でもダメです。

生きていくのは大変なことです。
大変そうに見えない人でも、みんな苦しみながら生きています。
だからこそ楽しいことや嬉しいことを素直に楽しんでみたり、
みんなで笑ったりしながら生きるんだと思います。

私もそうですよ。
克服したって怖いものは怖いし、嫌のものは嫌。
不安や恐怖感はあります。

でも楽しいこともありますし、楽しもうとする努力をしています。
パニック障害でもいいじゃないですか!!!
大丈夫ですよ、パニック障害でも。
ちょっと苦しい時とか、悔しい時とかあると思います。
でもそれは治ってもありますよ。

だから思うんです。
パニック障害だって、そうじゃなくたって、おんなじだって。
ただ私は経験上知っています。
だからその気持ちとか辛さは分かるんですよね。

今回のテーマは「パニック障害を克服して何が変わったのか?」っていうテーマで、結論としては「何にも変わらない」ていう、、
えーーーー!っていうところからスタートしましたが、ここまで読んでいただき、伝わりましたでしょうか。。。
文章下手で、その辺は気になるところなのですが、伝わってくれていたら幸いです。

パニック障害にとらわれず生きていって欲しいと、切実に思っています。
私は2002年に発症して数年間、自分がなんの病気なのかも分からず絶望しました。
当然今のようにインターネットもないですし、心療内科もなく基本は精神科でした。
ドクターのパニック障害の認識も低く、情報はほとんどない中でのスタートでした。

過去の自分自身に言っているのかも知れない。
「パニック障害を治したところで何も変わらないよ。」
「だから人生を楽しみなよ」
って。。

パニック障害、不安症、鬱病、離人症、、

全ての人を応援しています。
安心してくださいね。
絶対良くなります。
なので楽しんで下さい☆


それではまた☆

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