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6.出会う人で自分は変わっていく

6.出会う人で自分は変わっていく

出会う人で人は変わっていく。人との出会いは、万有引力のように強力な仕組みであり、

それは運であるといえる。人は皆寿命の長さも生まれる国も生まれる家も違う。そして、そこからまた出会う人も違う。正直、人に出会うというのは運といっていい。

だがそれは、自分を理想の状態に引き上げている。自分が目指しているところに近づけるように、“出会える人間が設定されている”ように私は感じるのだ。

だからこそ、私の人間センサーが発動する。たまに違う人間が自分の枠に入ってくるときがある。そんなときは、どこかで入れないようにしている。誰でも入れるフリーパスなアミューズメントパークではないのだ、私は。昔から門が狭い。だからこそ、一応にはふるいにかけることになる。

本当は今回の“出会う人で人生は変わっていく”というテーマで言いたかったことは上記のことではなかったのだが、書いている途中でつい自分の核の思考がしゃしゃりでてしまった。

では、初めに書こうと思ったことをようやく述べるとしよう。

出会う人で人生は変わっていくというのは、少なからず無意識にも周りの人間の行動や言動スタイルに影響されるからだ。衝撃的な人物に出会えば自分の価値観なんてすぐにぶっとんでしまう。衝撃的な人物に出会わなくとも、ゆるゆる、のらりくらりとそこにいても周囲の人間から影響を受けることになる

他人から影響を受けるのが人間なのだから、出会う人物の内面も外面も共に重要である。また、もうひとつある。身近な人、出会った人物が動きをなすことでその余波が自分にも来て自分も動くことになることがある。

というのは「A 子さんが○○というお店に行こうといったから行った」というのや「A 子さんが結婚式に招待してくれたのでシンガポールに行くことになった」や「妻が友達の結婚式のためシンガポールに行くことになったのだが付き添いで僕も行くことになった」「両親がシンガポールによく行くので僕も行くのが夢」などと、人との出会いが無限につながり、絡み合い、わたしたちは今ここにいるといえるのではないだろうか。もともと予定にないことが発生するのは人がいてのこと。

そうやって人生は作り上げられている気がする。無限の出会いが私がここに生まれてくることにつながり、さらに人との出会いが私の人生を形作り、さらにそれが後世にまで影響するということだ。出会う人次第で自分も人生も大きく変わっていく。