見出し画像

ものキャンで見つけた世界はとても広かった

こんにちは。ぱんのおみみです。

3ヶ月にわたるライティングスクール「ものかきキャンプ(通称:ものキャン)」での学びが終了しました。

まずは感想を一言。

「大人の青春、最高!」

キミは何を言っているのかね? と思いましたか?
……わたしも思いました笑。しかし本音です。

走り抜けたこの3か月。気持ちにも大きな変化がありました。間違いなくこの学びの時間は、わたしの人生を大きく変えてくれることでしょう。

”パン屋さんを目指す人にとって、わたしも力強い存在になりたい”という新しい目標も出来ました。

まだ一歩が踏み出せないみなさん。その一歩はほんの少しの勇気で超えられます。超えた先にはきっと知らない世界が広がっています。

今できる一歩から踏み出してみましょう!
わたしも引き続きがんばります。

というわけで今回は「ものキャンに入って見つけたパン屋の次の世界」のお話です。


ものキャンに入学した理由

パン屋のわたしがなぜライティングを学んだのか。
ものキャンに入った理由はいくつかあります。

  • 原材料を加工して販売することに限界を感じた

  • コンテンツ制作での自己流の限界を感じていた

  • いつでもどこでも出来る仕事を見つけたかった

  • 経験を商品にするために文章をイチから学びたかった

  • 「評価」を極端に恐れていた自分を変えたかった

一言でまとめると「パン屋の限界に気づいた」から。

ちょうど夫の海外赴任も決まり、「もしかしたらパン屋を続けられないかもしれない」と思っていた時期。何か武器を作らなければ自分は何もない人間になってしまう。焦りも正直ありました。

”副業で出来そうなことはないかな。とりあえずまずはカタチになっている(はずの)YouTubeを伸ばしてみるか。パン屋関連のコンテンツ販売もいいかもしれない”

わたしの心の声

一旦はこの結論に至ったのですが、自己流で進み続けていたため何をどうしたら良いのかわからない。

いや待てよ。ただ作るだけでは少し不安だな。どうせなら文章をイチから学んで、自分自身の価値を高めた方がいいのではないか?

また自己流で調べ尽くしていました。懲りませんね。
しかしやはり答えがわからないし、方向性もつかめない。困ったな……。

そんな中、1冊の電子書籍に出会いものキャンの存在を知ることになります。

「ライティングを人から学んでみるのもアリかもしれない」と思い、あらゆる情報をかき集めました。

まよまよ先生の動画から、電子書籍からホームページに至るまでまるでアイドルの追っかけのごとく調べ尽くす日々。もちろん「ライター1年目の教科書」など先輩方が執筆された書籍も読み漁りました。

「なんだか新しい世界を見つけた気がする!」とワクワクしたのを覚えています。

わたしの心を動かしたのはまよまよ先生のとある言葉。

『自己流は事故る』

ドキッッ😱! バレている?
わたしのこと知っています?笑

自己流の弱さをひとことで突かれた気がしました。

もしかしたらこれまで何度か無自覚で事故っていたかもしれません。言われてみれば過去に集客しても反応がなかったことは何度もありました。その時は「今回はみんな忙しいよね」なんて言い訳していましたが、あれはもしかしたらプチ事故だったのでは……。

自己流の経験は無駄ではないし、事故の自覚がないのはある意味幸せだと思いますが、そろそろパン屋の次のフェーズに移りたいとも考えていた頃。

”これまでの経歴・労力・お金・プライドは一旦捨てよう。今から作り上げていくコンテンツは自分のためではなく、人のために作りたい。だからこそ言葉の力・文章の力が必要なんだ!”

わたしの心の声

お金もかかるし、評価されるのも怖い。課題も大変そうだしな……とお得意の言い訳を並べて最後の最後まで受講は悩みました。

決め手は”最初の直感”でした。

まよまよ先生のもとで学びたい。惜しみないすべてのギブ(愛)を受け止めて成長したい!という気持ちのもと、無料体験会に参加。ものキャンに入学することにしたのです。

入学して何が変わった?

ものキャンでは6回の講義を通して1冊の電子書籍を書き上げるノウハウについて学びます。

  • 𝕏でのアカウント設計、発信

  • noteで文章を書いてみる

  • 電子書籍の構成、執筆

  • さまざまな収益化の方法 など

講義が進む中で、ライターの仕事の幅広さに驚きました。ずっとパン屋として活動していたので、見えている世界が実はとても狭かったのですね。

講義だけでも十分価値があるのに、質疑応答会や追加講義も開催されます。追加講義は本講義を超える数で、毎回お腹いっぱいに(もちろん良い意味で)。

  • ライターの仕事の取り方

  • 著作権法についての知識

  • ストーリーテリングを学ぶ

  • ブログサイト設計

  • Chat GPTについて

など内容はモリモリ。

……正直に話します。

記念すべき第1回目の講義。

「𝕏で積極的に発信してみましょう!アカウント設計をしましょう!」と言われたとき、入る場所を間違えたと本気で思いました。

炎上するといえば𝕏。
アンチコメントが多そうな𝕏。
少し発信したら営業のDMが来る。
よくわからない謎のお金配りお姉さん。
誰をフォローしたらいいのかわからない。
発信しても誰にも見てもらえないかもしれない。

”怪しい場所=𝕏(Twitter)”と思っていたのです。

どうしよう、いきなり逃げ出したくなってしまった……。

”このまま逃げていいのか?わたしは何をしにきたのだ?変わりたいから勇気を出して一歩踏み出したんじゃないのか?”

わたしの心の声

わたしの中のリトルおみみがささやきます(古)。

『やってから決めればいい、やらずに後悔したくない』

言われた通りにやってみて、ダメならそのとき考えようと開き直り挑んでみることに。

まずは同期をフォロー。次はものキャンの先輩方をフォロー。
勇気を出してリプを返してみる。次はリポストをしてみる。

心のリハビリをするかのようにじっくり取り組み、1日3ポスト。自分の気持ちを140文字に込めてみる。課題を進めながら、自分が早く終わったときは仲間を鼓舞してみました。

”あれ?なんだかわたし元気になっていないか?”

わたしの心の声

周りを鼓舞しているうちにいつの間にか自分自身も元気づけられていたのです。

次第に怖さが和らぎ、わたしがInstagramのパン屋開業を目指すフォロワーさんにアンケートを取るまでに。この変化には友人も驚いていました。それほどまでに人を信じていなかったのでしょうね笑(理由はコッテリすぎるので省きます)。

行動に移した結果、Instagramのフォロワーさんから思いもよらない言葉をいただきました。

「いつも役立つ情報を本当にありがとうございます」
「お礼が言いたかったのでこういう機会、嬉しいです」
「わたしもぱんのおみみさんみたいな働き方がしたいです」

……涙🥹

そんな気持ちで聞いていてくれたんですね。ありがとうありがとう。
パン屋開業&運営について知りたい人たちのために持っているものをもっと伝えたい! とも思えるようになりました。

もしかしたらものキャンの一番の成果は「自己肯定感の回復」だったのかもしれません。

今後やってみたいこと

肝心の課題はというと……本講義分・質疑応答会分、全て期限内に提出出来ました。1つの目標にしていたので、達成できてホッとしています。

今となっては同期のみなさんに「やべえ速さで課題を終わらせるヤツ」認定をされていそうですが笑、本来はじっくり完成させるタイプ。

理由は「人に成果物を注意されたくない」から。

”出来ることが当然と思われ、プレッシャーを常に感じていた過去”を幼少期から何度も経験していたからでしょう。間違えること、指摘されることに異常なまでに敏感でした。自分を全否定されたように感じていたのです。

でも今回は”自分を変えるため”に入学した。
今のありのままで課題に取り組み、何回か見直して、修正してある程度のレベルで提出する。

「わたしは挑戦者だ。だからアドバイスしてもらうんだ。」入学当初はこんな気持ちだったのを思い出します。

添削回数が進むうちに少しずつ変化があらわれます。

「むしろどんどん指摘してください、わたしにもっと気づかせてください」と素直に思えるように。フィードバックを「嬉しい」と思えるようになったのです。質問も少しずつですが思いつくようになりました。

これまでのわたしには決してなかったこと。1つ山を抜けた……そんな気がしました。

同時期にInstagramではパン屋開業を目指す方々にアンケートをとっていました。

出版予定の電子書籍は当初予定していた内容からかなり路線を変更。

これまでならきっと自分が発信したい内容を独りよがりに書いていたでしょう。しかしこのときにはすでに心の受け入れ態勢が整い、スムーズな方向転換が叶ったのです。

当初、電子書籍出版なんて夢のまた夢の存在。わたしなんておこがましい。無理無理! と思っていました。

課題を終えた今は「絶対に電子書籍を出版するぞ!」に上方修正しています。

今後の目標は以下の通り。

  • おうちパン屋開業の電子書籍リリース

  • パン屋開業&運営の有料note講座開講

  • パン屋開業&運営で使えるツール販売

  • パン屋を卒業し、パソコン1台で仕事をする

  • ひそかにライター業をスタートしたい

数年前では考えられなかった世界が広がっています。

”パン屋になりたい人・ちいさなパン屋を応援すること”が今の目標。

まよまよ先生の惜しみない情報のギブ(愛)を受け継ぎ、わたしが持っているものすべてを出して伝えていきます。

当初場違いかと思われたパン屋のライティングへの挑戦。そんなことはなかった。

ものキャンの卒業はゴールではなく、スタート地点。
わたしのライティング人生は始まったばかり。

パン屋の次の世界、必ず広げていきます。ご期待ください✨

今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?