見出し画像

【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 09.03.2024

UK DEFENCE INTELLIGENCE:
Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine – 09 March 2024

日本語訳

  • 2024年3月1日、ロシアは6カ月間のガソリン輸出禁止措置を導入した。その目的は、需要が上昇するなか、国内市場での価格安定化にある。2024年2月29日のロシア政府命令第243号によって、もともとは2023年9月21日から2023年11月17日までの期間に適用された禁輸措置が再開することになった。

  • 複数回、行われたウクライナ軍の無人航空機攻撃によって、ロシアの石油精製能力が一時的に低下している可能性は高い。禁輸措置は供給にかかる圧力を緩和することになるだろうし、ロシアが自国の精製施設の修復を進めることを可能にするだろう。ただし、西側の経済制裁が修復に必要な部品の輸入を妨げているなか、修復は通常よりも長期にわたる可能性が高い。

  • 3月15〜17日のロシア大統領選挙を前にして、ロシア政府はガソリンとその他の日常的な商品の価格上昇に、とりわけ神経質になるだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?