ユニークでなければ必要条件を欠きますが、さりとてセオリーから外れすぎてしまうと、十分条件を満たしません。
ようへいメンバー、会社を立ち上げるという、なかなかの大仕事に取り掛かっていて、バンド活動に気が回りにくい時間を過ごしておりました。
ました、と、過去形でいま書けたのは、少し、気持ちも状況も、落ち着いてきたのかもしれません。
なかなかに七転八倒してきたんですが、やはり、動いたら動いた分、思っていたのとは違っても結果は得られるし、あらゆる結果は前進なのだとも思うのです。
世に問う、というのは、曲を作るのも、会社を作るのも、同じだと思うのです。
それは、ユニークでなければ必要条件を欠きますが、さりとてセオリーから外れすぎてしまうと、十分条件を満たしません。
そして最近思うんです。自分らしい自分を、力強く信じて、ダメなところも含めて受け入れて、なおかつ勇気を出して外の世界に踏み出すんだ、誰かに価値を届けに行くんだ、と。なんか凡庸な言葉な気がするんですけど、自分のなかではこれってすごいコペルニクス的転回で。
映画「ボヘミアンラプソディー」で、フレディが"I am a performer."と断言していたシーンが好きで。自分は何になるために生まれてきて、ここにあるのか。絶対的に肯定する。
フレディの不安定さの裏腹にあるタフさは、その強靭な肯定力にあるのではないか。
そんなことを思いながら、試行錯誤の日々です。
ああ、早く!新曲を完成させたいのですけれど。
しばしの我慢の時は続きます。
(ようへい)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?