業(ごう)とともに生きる
年齢を重ねていくうちに影を潜めていったと思っていた自分のイヤな部分が、ふとした瞬間に顔を出す、なんてことありません?
今日がそんな感じでした。
私の嫌な部分というのは、ちょっと意地悪な性格。
人に頼んだことがやられていないことに気づいた時、気づいたその時に伝えればいいのに、しばらく黙っておいて本人が帰ってしまった後に、代わりにやっておいて「やられてなかった。そういうの困る。やっておいたけどちゃんとやってよね」って伝える。
これ、あとから考えると誰にとってもいいことないよなと思うのに、ついやってしまう。
だいたいそういうことしてしまうのって、相手の方に配慮が足りない時。
そうか、ムカついている時に、私ムカついてるよってストレートに言えなくて、だから少し歪んだ形で出てくるんだな。
気付いただけでも上等、明日から変われるはず。
なんて、人間はそんなに単純じゃないので、そう簡単には変われないよ。
そういう気付きを無視せず、少しずつ少しずつ積み上げていく。
そのうちに消えてなくなるかもしれない。
一生消えないかもしれない。
そういう業のようなものをいくつも抱えがら生きていくのが、人間かもしれないね。
ねこを
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