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今年、ねこのてベーカリーがやりたいこと

パン作りを始めて3年目、あと約2か月でめでたく通算100回を迎える今年、ただやみくもに作り続けるのではなく、せっかくなので何か目標を持って取り組みたいという気持ちが湧いてきた。

これまでにも漠然と考えていたことではあるが、改めて言語化してみると・・・

沖縄県産の素材でのパン作り

せっかく沖縄に住んでいるのだから、沖縄で採れる素材だけで「沖縄のパン」を作ってみたい。

素材の種類が一番少ないパンはフランスパンなので、フランスパンが作れる素材で考えてみると、

水、当然ある。
塩、いっぱいある。
酵母、地元で採れる食材で自家製酵母を培養すれば、県産品。

で、肝心な小麦粉はというと、生産量は少ないながらも、ある。

ただ、パン作り用としてメインで使用する、表皮と胚芽を取り除いて製粉した白い小麦粉はなく、皮ごと製粉された全粒粉のみなので、残念ながら県産小麦だけでパンを作るのはなかなか難しい。

でも、ムリなものはどう転んでもムリ、全粒粉入りの香ばしいパンもあるんだから、混ぜればよしとする!

ねこのてベーカリー独自のレシピ考案

これまでのところは、ネットやYouTubeで見つけたレシピをもとに作ったり、それを少し改変させていただりして作ってきた。パンは料理とは異なり、目分量や感覚では作れず、素材の分量を0.1g単位でそろえる必要があるなど、まるで化学実験であるかのようなプロセスを経て作られる。

そのため、いちからレシピを考案するには、ABテストを繰り返して最適解を求めていくような、ちょっと気の遠くなるような時間が必要。

さすがに週末ベイカーには時間が足りなさすぎるので、少しズルをして、すでにあるレシピからそこにどれだけ自分のオリジナリティを込められるかにチャレンジして、ねこのてベーカリーらしさを追求していこうかなと考えている。

折り込み生地の経験値アップ

折り込み生地のパンとは、パン生地に薄くしたバターをはさんで何度も折りたたんで層にして作るパン。クロワッサンとかデニッシュとかが折り込み生地のパン。

手間がかかるのと、バターが溶け出さないように室温が低い時でないと作りづらいこともあって、これまでに3、4回くらいしか作れていない。

週末ベイカーとしては、折り込み生地のパンが作れてなんぼ、みたいなところもあるので、ここはなんとか習得したい、と言っているうちにどうも沖縄は夏が忍び寄ってきているので、これは達成するのが難しいかもしれない・・・

でも、がんばる!


以上、ねこのてベーカリーとして今年取り組みたいこと3選でした。

ひとつめは素材を集めてくればいいのでいつでもできるけれど、他の2つについてはかなり難易度が高い。でも、チャレンジしないことにはステップアップもないので、結果はどうあれ、やるか徹底的にやるかの2択の精神で、実りのある1年にしよう。

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