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パパPT的 臨床推論のすゝめ。

こんにちは、パパPTです。

今回は私が考える臨床推論について話していきます。

内容は、臨床推論とはなにか?なんのために必要なのか?さらに臨床推論を高める最も適切な方法はなんなのか?ということについて書いてあります。

ただ、これはパパPT流だということを前提に読んでくれればいいなと考えています。

早速本題に入っていきましょう!!

こんな方におすすめ

・臨床推論が苦手だ
・臨床推論を知りたい
・臨床推論を高めていきたい
・先輩や後輩に推論を上手く伝えられるようになりたい
・臨床推論を臨床へ還元したい


『理学療法士はなぜ医者のように決まった治療やリハビリがないのだろうか?』

と常々疑問を持っていました。

医師なら、看護師なら症状を聞くだけで共通の病名や症状、アプローチを思いつくことが出来るのに、理学療法士同士はなぜできないのだろうか?

新人でも5年目10年目でも、共通した認識がないのはどうして?

同じ主訴でも、セラピストによって着眼点や診断が違うのはどうして?

どうすれば理学療法を分かりやすく教えることが出来るだろうか?

そうずっと考えてきました。

どの業界においても個々の能力の差というものはあると思います。

理学療法士界でもそうです。それでも、理学療法士の臨床推論のレベルの差はいったいどこからくるのだろうか?

そして、その『差』は患者さんに不利益を与えている可能性があると考えると分かりやすいでしょうか?

Twitterにも書きましたが、医療を提供する以上、その『質』は担保されているのが大前提ということです。

そういうことをずっと考えていたところ、臨床推論についてどう思いますか?

という質問が来たので

これはチャンス!と思って書いてみることにしました。

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