papi-bushi(パピブシ)

子の連れ去りについて違法な助言をした弁護士に損害賠償をしたひと。中身はごく普通の父親で…

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子の連れ去りについて違法な助言をした弁護士に損害賠償をしたひと。中身はごく普通の父親です。自分の経験から同様の被害に遭われている当事者の人の助けになるのではないかと思える事を発信していこうと思います。 発信して欲しい事などありましたら教えてくださいね。

最近の記事

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子どもの連れ去りに遭ったお父さん

こんにちは。 今回は私のnoteをお読みいただきありがとうございます。 このnoteは、子どもを守りたかったけれど、子どもを守りきれなかった父親が長きに渡り戦い抜いてきた記録です。 どんなひと?「双方の控訴理由を棄却し、一審判決を維持する…。以上。」 ここは東京高等裁判所。雨こそ降らなかったものの、寒い日でした。 令和5年1月に言い渡しとなったこの控訴審の判決言い渡し。結果としては一審の勝訴を維持してくれたので、私の勝訴ではあります。  しかし、私は私と私の代理人弁護士

    • 戦いの勝利と運

      辛い戦いを強いられている方が多いと思います。 しかし、日本にはかつて、まず勝てるはずがないと周りから言われた劣勢から見事に逆転勝利を納めた人物がおります。 桶狭間の織田信長です。 彼は勝機を見定めるために十分な研究と戦略を立て、相手が大群であろうとも大将の守りが手薄にならざるを得ない地形の桶狭間にまで今川が来るのを待ち、夜襲のうちに討ってとりました。 夜襲の際に馬の足音を消してくれる大雨が重なったのは僥倖でした。それを持って 「信長は運が良かっただけだ」 と評価する人がい

      • 速報!48人の弁護団破れる!違法な子の連れ去りはそれを指南した弁護士にも損害賠償請求を認めるほどの違法性ありと最高裁が判断!!

        ご報告です。 ようやく最終結果、最高裁での判断が出ました。子の連れ去りを指南した弁護士とその弁護士の代理人についた合計48人の弁護団との戦いが、最高裁でも終わったんです。 違法な子の連れ去りを指南した弁護士とその弁護士の代理人についた著名な皆様の最高裁への上告は、無事に却下となりました。 これで違法な子の連れ去りを指南した弁護士は、損害賠償に値するほどの違法性があったとの判断が確定した事になります。 私にとっても、裁判所の事実認定に大きな過ちがあったり、もっと評価して

        • 2 告訴期間の定め

          どう警察に話をもっていくべきか 改めて刑事課の刑事が説明に来ました。 この方は、私と話す前にきちんと名刺を渡してくださり、丁寧にお話を聞いてくださった方でした。 説明によるとこういうことらしいのです。 刑事事件には親告罪であり、刑事告訴が必要であること。それは知っています。 また、時効が定められている事。それも知っています。ただそれとは別に告訴期間が定められているというのです。 親告罪(被害者の告訴が刑事事件として起訴されるための要件となっているもの)が明記されています。  

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        子どもの連れ去りに遭ったお父さん

          1 警察への二度目の挑戦

          どう警察に話をもっていくべきか 私はこれまでの経緯を踏まえ、もうこれ以上家事事件で裁判を重ねても時間が掛かるだけで解決はしないと思い、再度刑事事件として警察に赴く事にしました。  当然、未成年略取誘拐ですから警察が保護してくれると思っていたわけです。  刑事ドラマなどで誘拐を扱うと刑事がドカドカ誘拐者宅に乗り込んで誘拐犯を逮捕し、誘拐された人を助ける…。なんてシーンありますよね。そんな事をしてくれると期待をしていたわけです。  しかし、過去の記事(子どもの連れ去りに遭ったお父

          1 警察への二度目の挑戦

          刑事告訴(未成年略取誘拐 刑法第224条)

          1 警察への二度目の挑戦 2 告訴期間の定め これからも記事を追加していきます。感想やリクエストなどありましたらTwitterでお知らせいただけると大変励みになります。 よろしくお願いします。 3 ※次の記事は準備中です。※ ホーム(子どもの連れ去りに遭ったお父さん)へ戻る

          刑事告訴(未成年略取誘拐 刑法第224条)

          養育費って何だろう…。

          この話題、出すと噛みつかれます。  Twitterでこの話題を出すと方々から噛みつかれます。共同親権賛成派と名乗る人から批判を受ける事もあれば、おそらく養育費を受け取っているだろうと思われるシングルマザーを名乗るアカウントから非難を受ける事も。  子どもを育てるのにお金が掛かるのは分かる。でも、「養育費」って制度はいろいろと問題をはらんでいませんか。  「子どもの為のお金です」  これで思考停止してしまう。でも本当に子どものため? もっと大きな問題。婚姻費用。 いわゆる婚

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          養育費って何だろう…。

          「別居」「離婚」を望む妻と私

          離婚を望む理由妻の育児ストレスと私の多忙な仕事  当時の私は、仕事で2008年北京五輪のサポートをしていましたから非常に多忙で、その中で妻に 「離婚か、別居を考えている」 と言われたので非常に記憶に残っています。 「離婚の原因、主たる動機は何か?」  私は不思議に思いました。彼女の離婚動機は説明に非常に苦しいもので、 「育児ストレス」 と言っていました。  もともと結婚当初は東京都北区に住み、共働きでした。その当時はまだそれほど厳しい残業が連日続くという事は多くはな

          「別居」「離婚」を望む妻と私

          2 高等裁判所での抗告棄却

          刑事告訴の再決意 前回までに執筆したとおり明らかに即時抗告の理由がなかったにも関わらず、新たに証拠を作成してまで起こされた即時抗告。もうこれをみて私はこういった考えの相手方弁護士が元妻についている限り、裁判での決着、引き渡しは不可能だろうと思い知りました。家事事件での解決が不可能であれば、刑事事件として告訴するしかありません。この抗告理由をみて私は、過去に散々門前払いにあった警察に刑事告訴をしに行くことを決意しました 詳細は別に執筆します。 ※記事の準備中※ 控訴理由書に

          2 高等裁判所での抗告棄却

          家庭裁判所審判に対して元妻から即時抗告、抗告審

          1 家庭裁判所「子を引き渡せ」に対する元妻らから即時抗告 2 高等裁判所での即時棄却 ホーム(子どもの連れ去りに遭ったお父さん)へ戻る 前の記事「子の引き渡し申立て審判、同保全処分の申立て VS 子の親権者指定(予備的に変更)審判」に戻る

          家庭裁判所審判に対して元妻から即時抗告、抗告審

          調停における弁護士と当事者の役割

          個人的な所感です  とある法律事務所に相談に行ったとき、そこの弁護士さんと話していて、すごく合点がいった話。  私は子の引き渡しを求める審判からこの世界に身を投じる事になったので、調停については分からない事も多かったのです。でも、ここの弁護士さんの話と彼らがとっている戦略はとても理に適うものに思えました。 有料の扱いについて  今回の記事については、有料の扱いとさせて頂きたいと思います。弁護士に助言をいただき、自ら3つの裁判所で調停を経験して感じた所見を書いて行くつもり

          有料
          750

          調停における弁護士と当事者の役割

          1 家庭裁判所「子を引き渡せ」に対する元妻らから即時抗告

           前回までに家庭裁判所の審判が出ました。家庭裁判所は両者がこれ以上争うことなく、円満に引き渡しをすることを提案してくれましたが、相手方は応じず。 「審判を見て対応を検討したい」 との事でした。 抗告の理由について 審判はとても丁寧に相手の主張を汲んだ上でそれでもなお、相手の主張は認められないとしたものでしたから、これ以上、相手には抗告をする理由はありませんでした。そこで相手方が何をしたかというと、なんと驚くことに審判が出た後に抗告理由を作り出したのです。  元妻と相手方弁

          1 家庭裁判所「子を引き渡せ」に対する元妻らから即時抗告

          9 審判…!

          審判の前の最終審問手続き 前回までの記事で調査官調査と調査官調査に対するそれぞれの意見が提出されました。  今回は審判まで書こうと思います。審判前の期日において、裁判官からの審問がありました。  3か月後程度したら再婚することを前提にした離婚であったと主張する元妻。そのことについて、裁判官は両当事者にこう問います。 「離婚協議の場において、数か月後程度したら再婚するという件について、再協議の時期、方法、あるいは修復できなかった場合の両者の関係等について具体的な取り決めはなされ

          広い家、安い家賃、遠い職場…。

          埼玉への引っ越し「ここがいい!」「僕ココに住みたい!」 「とてもきれいな部屋ね~。見晴らしも良くて最高じゃない!」  私の実家に帰省しているとき、たまたま見かけた「見学受付中」の看板。 不動産の内覧をしていたのです。元妻は不動産の内覧が好きで、私も興味があったので見せて頂く事はよくあったのですが、さすがに現実的に借りる予定もないのに不動産業者さんにわざわざ現地まで案内させるのは申し訳ない。 しかし、今日は最初から不動産屋さんが現地にいて 「どなたでもどうぞ」 とのぼりを立て

          広い家、安い家賃、遠い職場…。

          8 審判が出るまでの最後の攻防

          概ね調査官の意見のとおりであること 前回の記事で散々虚偽主張していた事が息子たちの証言、調査官の調査により暴露されてしまった相手方弁護士。  しかし、今までの自分たちの主張と真っ向から反する調査報告書を出されたにも関わらず、たとえ違法助言弁護士たちであったとしても、調査官の意見に真っ向から反論するような事はしません。本当は悔しくて悔しくて仕方のない様子がこの後の文書に続くのですが、 「調査官の調査が間違っている!」 などという主張は家庭裁判所ではかなりのタブーなのでしょう。調

          8 審判が出るまでの最後の攻防

          7 調査官調査の結果(調査官調査報告書)

          「父母のけんかの理由は覚えていない。(中略)僕は頼みごとがあるときは、内容にもよるけれど、お母さんよりお父さんの方が言いやすいし、お父さんの方がなんとなく甘えやすい」 「パパに会えないのが困ってまーす。」 調査報告書  これは前回までの記事で行われていた調査官調査で二男、三男がそれぞれ述べたとされる言葉です。 この調査官調査を見て、子ども達の話す様子が手に取るように目に浮かび、涙したのを覚えています。  ああ、やっぱり子どもたちは自分たちの意思で出て行ってしまったのではな

          7 調査官調査の結果(調査官調査報告書)