それがご飯のおかずになるかどうかという問題。

私はこの論争を聞くたびに、あの食べ物を思い出す。それは…

甘い玉子焼き。

だし巻き玉子やしょうゆベースの玉子焼きなどは、その塩味によってご飯を食べることが出来るが、甘い玉子焼きの甘さではご飯が食えない！

例えて言うならば、ケーキをおかずにご飯が食えるか？

くらい、甘いものでご飯を食うのは難しいことだと思う。だから我が家では、甘い玉子焼きはあくまで単品として食べる物でありおかずとは言えないという位置づけだ。

ちなみに、この甘い玉子焼きに非常に似ているものがある。

だて巻き。

これも無理だろ？だって甘いんだぜ？ほぼロールケーキじゃん。無理無理！やっぱり甘いものでご飯を食うのは無理だよね。

と、ここまではある程度の人に理解してもらえると思うのだが。私は親にすら言ったことがない、「これはご飯のおかずにならない」という定番メニューが１つある。これを言うと驚かれるかもしれないが、今回はあえて言ってみようと思う。曰く、

目玉焼き。

オレ、これから結構な暴論を吐くけど、賛同できる人だけ頷いてくれればそれでいいから。賛同できない人はもうしょうがない、そういうものだと思ってくれとしか言えない。

目玉焼きの白身部分ってさ。例えばしょうゆをかけたところで、はじくじゃん？つやつやの白身パワーで。で、本体自体にはほぼ味が無いと来たもんだ。ということはつまり、しょうゆをかけた目玉焼き（白身）の味って、ほぼしょうゆなんだよ。

や、黄身の部分は多少おかずになると思っているんだ。何なら黄身をご飯の上に乗せて、しょうゆを垂らしてご飯と混ぜたら美味しいじゃん？それはおかずになるんだよ。でも白身だけはちょっと…無理。

それなら、焼く前の卵にしょうゆを混ぜて、卵をかき混ぜて、さっと焼いてご飯に乗せた方がよっぽどおかずになる。

ググってみたら、名称的には「卵しょうゆ焼き」とか「ぐちゃぐちゃ卵」というらしい。言うなれば「スクランブルエッグ」のしょうゆ味だ。これをご飯の上に乗せて食う。目玉焼きより全然おかずになる。

例えばだよ？ゆで卵ってご飯のおかずになる？俺は無理。煮卵ならイケるけど茹でただけの卵はおかずに出来ない。他の卵料理と何が違うのか？と考えた場合、やっぱり白身の部分に味があるかどうかなんだよね。

結論。

おかずにならないナンバーワンは卵の白身。