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EVERYTHING FLOWS #39 by illustrator はるやまひろし

—— イギリスのカッコいいロックの伝統、スカ、レゲエ、モッズの青さ、パンクの性急さがある。


絵を描くことを音楽で言う『レコーディング』と称するイラストレーター・はるやまひろしによる、日々のドローイングイラストの記録(REC)を毎週紹介していきます。ライブハウスに貼りだされているチラシのようなイメージで、音楽やバンド、あらゆるサウンドからインスパイアされた、妄想爆発のアートワークが日々描かれていきます。音楽への愛が溢れるテキストと合わせてお楽しみください。


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ARTIST:THE ORDINARY BOYS
ALBUM:OVER THE COUNTER CULTURE

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THE ORDINARY BOYS
イギリス・ブライトン近郊の港町ワーシング出身のロックバンド。英国調ポップに初期パンクや2トーン、スカを融合させたサウンドが特徴。バンド名は、モリッシー(元 THE SMITHS)の楽曲のタイトルに由来する。OVER THE COUNTER CULTURE は、2004年発表のデビューアルバム。

ジ・オーディナリー・ボーイズ。しばらく聞いてなかったけど、CD を漁っていた時に目にして思い出したように聞いてみる。

時代を切り開くバンドであったり、時代のヒーローというバンドではなかったけど、イギリスのカッコいいロックの伝統、スカ、レゲエ、モッズの青さ、パンクの性急さがある。当時の自分の好きが沢山詰まったカッコいいバンドだった。

Week In, Week Out

カバーも多いバンドで、ザ・スペシャルズ、ラモーンズ、スティーヴィー・ワンダー … 趣味も合うから自分にとっては趣味仲間みたいな気持ちもあったね。

Little Bitch(The Specials Cover)

フロントマン / ボーカルのサム・プレストンはインタビューでも語るのが歯切れよく、いい意味で口も悪くて語るのが上手な人だったので、インタビューも楽しみにしていた。多分、世界的にみても一番バンドを大々的に取り上げてた雑誌スヌーザーをバンドきっかけで初めて買った。

来日したら、フェスでも単独でも行って、CD やレコードを買ったら行けるような、渋谷 HMV のサイン会も行ったなー。つまりはファンでだったってこと。

実はその後、ファンであったがために、聞かなくなってしまう。だから個人的には、ちょっとほろ苦い思い出と共にあるバンドでもある。

久しぶりに聞いてみたら、聞こえ方は違うけど楽しく聞ける。うん。カッコいい。戻ったりはしないけどさ。そんなこんなも含めて面白いじゃない。

Seaside


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はるやまひろし
静岡県生まれ、千葉県育ち。
好きな音楽のアートワークとTシャツに憧れてイラストレーターの活動をはじめる。シンガーソングライター気分で絵を日々レコーディング中。
https://www.instagram.com/hiroshi_haruyama


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