EVERYTHING FLOWS #46 by illustrator はるやまひろし
—— デスキャブの音楽に対する誠実さがあってこそ、チャンスを引き寄せているように思えるんだよね。
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2022.03.25(FRI)
ARTIST : DEATH CAB FOR CUTIE
ALBUM : TRANSATRANTICISM
車で山の円周を沿うように回った先に、青い空が見える。雲ひとつない空。その青は晴れやかで、ちょっぴり切ない。私はペーパードライバーだっていうのに。
🎧 The New Year
重なりあうレイヤーのようなバンドアンサンブル。そこから生まれるポップなグルーヴ。1つ1つ丁寧な職人肌な仕事。そして、バンドのチャームである切ないメロディーと歌声。
🎧 The Sound of Settling
アルバムの始まりから終わりまで、1つ1つの曲の粒が立っていて、着実な重なりがある。個性の無理な押し出しはなくて、楽曲とアンサンブルを丁寧に磨きあげる。
聴いている途中や聴き終わった後に、とても大きいアルバムだってことに気がつく。
いい話のようだけど、なかなか出来ることじゃない。良いチャンスがいつも近くに在るわけじゃないから。
デスキャブの音楽に対する誠実さがあってこそ、チャンスを引き寄せているように思えるんだよね。
🎧 Lightness
🎧 Transatlanticism
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