家出をしたら人生観が変わった話①
僕は高校在学中に幾度も家出をしました。
始まりは学校や家で上手くいかずにいた僕に、腐れ縁で繋がっていた一人暮らし中の年上の界隈メンバーが「家来ちゃう?」みたいな軽いノリで声をかけたことでした。
この後は彼をTと呼びます。
詳しくは知りませんでしたが、Tは大学で上手くいかずに、ヒキニートになって居たので寂しかったのだと思います。
決行日、東京から数時間離れた片田舎に住んでいる僕は早朝に「家出します。」とだけ書き置きをして電車に乗り込みました。
過保護過干渉な親がえげつ