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【レコード】 Dig Out Your Soul/oasis【15/34枚】

僕の所有レコードを巡る冒険、第15弾。
改めまして、このnoteシリーズは僕の思い出を書くだけの話ではなく、これを読んでもらうと素敵な音楽に出会ってもらえると嬉しいという想いから書いております。よかったら最後まで読んでいただけると嬉しいです。

今回は僕の最も好きなバンドの一つoasisの最後のオリジナルアルバムでもある7thアルバムの『Dig Out Your Soul』です。レコードとしてはアートワークがとても楽しめる作品だと思う。今回は写真を多めに載せようと思います。

今までの王道のギターロックという感じではなく、解散直前の空気感も収められている感じも受ける。チャレンジングなサウンドとても僕は好きだ。

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まだやれることはある

このoasisというバンドの晩年は、稀代のソングライターのノエル・ギャラガー以外のメンバーに作曲も任せていて、ノエルの試行錯誤も感じる。
あれだけ売れたバンドで毎アルバム発売すれば世界中で売れる。
僕は「そんなリーダーの天才ノエルも努力し、悩むんだ。」と思う。

ある種、自分が悩んでいる時の心の拠り所にもなる。

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そりゃ天才でもないただの僕が落ち込むのはそりゃそうだ。
「まだまだ努力量も足りないし、チャレンジングに今までのやり方に拘らず取り組んでいるか?」

そしてこのアルバムを聞くと「自分にもまだできることはある」と言い聞かせるために僕はこのアルバムを聴く。

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魂を掘り起こせ

僕はこのアルバムは通して聴くのが大好きだ。
僕の性格上、好きな曲を聴いて、そして次の好きな曲へ飛ばして聴く。
ただこのアルバムは通して聴いた方が格段にいい。

このサウンドは曲ごとの繋ぎも好きだし、聴く曲ごとにカラーが異なる。
極彩色が燻んだイメージもあれば、モノクロの殺風景なイメージもある。
人生における様々なシーンを思い返すことができる。
そしてその中でどう歩んでいくかという物語になっているように僕は感じる

ポイントはここだ。

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この物語はどこへ向かうのか?自分はどこへ向かおうとしているか?
ということに目を向けることになる。

その正解は、自分の心の中にある。
魂を掘り起こせ』ということを投げかけてくれる。
このアルバムのタイトルになっている、それだ。

当然、僕という物語は日々、章を刻んでいて進んでいる。
なので、このアルバムを聴くたびに感じ方が違う。

聴いて体感するたびに新たな僕が掘り起こされる。
そんな体験ができるこのアルバム。
ぜひ聴いたことない方は通しで聴いてもらえると嬉しいです。

僕もこれからも出会ったことない音楽に出会うように、出会ったことのない自分に出会えますように。

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