しろ

知らない街を散歩したい。 music / camera / coffee / 村上春樹

しろ

知らない街を散歩したい。 music / camera / coffee / 村上春樹

マガジン

  • ゆるーいこと。

    ゆるく生きるためのゆるっとした話。

  • cameraのこと。

    切り取ってテイクアウト。

  • アートのこと。

    豊かに生きるためのアートのお話。

  • coffeeまわりのこと。

    coffeeそのものよりも、coffeeのまわりでのお話。

  • Meaningless

最近の記事

  • 固定された記事

捉え方で世界は変わる

今年に入って朝活を始めた。 5時にアラームをセットしている。叫び続けるスマホを宥める。スマホもこんな朝から稼働したくもないのにという表情をしている。それでもなお、布団は僕に懐いてくる。強い気持ちを持って突き放してようやく解放してくれる。平均格闘時間は30分くらい。結局5時半に起床となる。 ここまでの経緯は書く必要があるのかと今この瞬間思っているが、僕自身も簡単に起きられる人間ではないということを記しておこう。 朝活を始めた理由は一つで、何も意識が高いからというのではない。た

    • 怒と哀のマーブル模様

      話がわからないから何なんだ。 わかりたいと思わないことに対してわからないのはこちらは本望である。 むしろ通じ合えないけど、どう考えているのかをお互いに意見を交換した上で受容すればいい。理解しようと、わかり合おうとすること自体が大事と思う。 「話がわからないから、いくら話しても無駄だからもういい。面倒くさい。」 先週の金曜日に僕は、面と向かって会社の後輩に呑みの場で言われた。 正直その瞬間相当イライラしたし、言い返したい気持ちはとてもあったが、サシ呑みでもなかったので場を考

      • 日曜日の午後くらい

        純喫茶。 純文学。 純という文字が入り、響きが加わるだけでなんだかいい。 ピュアな感じで。 純とは・・・まじりけがないこと。もっぱらなこと。 もっぱらって響きがなんかいいな。 もっぱら喫茶。 もっぱら文学。 まっしぐらって感じがするな。 周りの目なんて気にせず、没頭、没入。 ピュア喫茶。 ピュア文学。 これは胡散臭い。 自ら口に出す奴ほど信用ならない。 何でだろう。 まぁどうだっていい。そんなこと言ってる人は周りに居ないんだし。 困ることもないだろう、おそらく。

        • 本当は

          本当は自己解放して精神を安定させたい。 本当はThe Beatlesでも聴いていたい。 本当は村上春樹の(今なら)羊をめぐる冒険でも読みたい。 本当は青春18きっぷで朝から晩まで乗りっぱなしで知らない街でふと降りたい。 本当は行き先も見ずに路線バスに飛び乗って終着駅まで流れて行ってみたい。 本当は体よりも大きなキャンパスに絵を描きたい。 本当はお酒を間髪入れず飲みながら寝落ちして知らないところで目を覚ましてバカだな自分って笑いたい。 本当は知ってる人が誰も通らな

        • 固定された記事

        捉え方で世界は変わる

        マガジン

        • ゆるーいこと。
          56本
        • cameraのこと。
          56本
        • アートのこと。
          17本
        • coffeeまわりのこと。
          6本
        • Meaningless
          1本
        • レコードのこと。【レコード34】
          26本

        記事

          ぽつんとしても

          ぽつんとしても

          池に咲く花

          アートの力を信じているのは理由があって。 音楽、映画、写真、絵画、ダンス…生活に彩りを与えてくれる存在。一輪の花のような。 思春期の頃にそれでいいんだと語りかけてくれた言ってくれた音楽。 人生とは儚いものだということを教えてくれた映画。 この瞬間は“いま“しかないって時が経つにつれて強烈に伝えてくれる写真。 全て自分へのインスピレーションを与えてくれるし、これらが自分を作っていると言っても過言ではない。文化はそうやって創られてきた。 だけれども、僕の日常生活の特に平日

          池に咲く花

          PERFECT DAYS

          昨夜ギターを弾いた。弾きたくなったから弾いた。それだけ。弾くと心地が良いのだから。時間を忘れられる。 近年の「何のために」「タイパ」なんて問いはゴミ箱に捨ててしまおう。 この心地いいという時間が在る。それだけ。間違っても時間に追われたりすることなんてない。時間なんてこっちから閉め出してしまって、自分だけの没入する瞬間に最高に幸せを感じる。 先日映画館で観て大好きになった映画【PERFECT DAYS】。その劇中の曲が全て最高だ。 その中でThe Velvet Undergr

          PERFECT DAYS

          休日は良いスタートを。

          休日は良いスタートを。

          丁寧な暮らし

          平日と休日と分けることが本当に必要なのか。 人生の繰り返しのように過ぎ去っていく日々。これを2つに分けて、休日は自分のため、平日は働くために自分の時間を提供し続ける。 これを飲み込んだ時点でサラリーマンの完成となるのだろう。 と言ってる僕も必死で仕事に食らいつくためにはそのサラリーマンというものをもちろんやっていたし、現実的には今もやっている。 2024年の抱負の一つに“丁寧な生活“というものを掲げた。 成し遂げるのではなく在り続けるための方針だ。もちろん生活の中には平日も

          丁寧な暮らし

          明日から頑張るけど、頑張りすぎない。 本当に。

          明日から頑張るけど、頑張りすぎない。 本当に。

          ボーッとしたいだけ。

          ボーッとする時間を創出する。そう決めた。 年始からのモノの断捨離が終わったので、日常生活の中の断捨離をする。 そうすると時間に追われる生活から、生活を営んでいく主体的な暮らしをしたい。これが豊かな生活ってことか。 なんでこんなに時間がないって思っちゃうのか。 無意識に垂れ流している時間があるはずだ。ボーッとしてるのは主体的に「している」大事な時間であり、これは捨てるべきではない。むしろボーッとしてる時間を意図的に作れてすらいない。これじゃ豊かな生活とは程遠い。 時間創出

          ボーッとしたいだけ。

          今年もマイペースに。

          新年早々、断捨離を行なった。 なんとなく大掃除にも近いが、年末にやることとは意味合いが少し違う。 大切なものを大切にするための時間になる。 不要なモノはその場でメルカリに出品していく。早速一つ売れたな。値段設定間違えたかななんて思うけどそもそも不要だったので、必要な人の手に渡るだけでも嬉しいことだ。そのモノも気持ち喜んでいるように見える。 そんな中、両親からのたくさんの手紙が出てきた。 誕生日、仕送りの時…たくさんの愛情が溢れていた。思わず涙していた。いうまでもなく大切な

          今年もマイペースに。

          半端な年頃

          散髪をした。 容姿を作るためのイベント。今日はなんだか自意識と客観視が交錯するそのちょうど交わったところを探した。 交わりがずれたときに年齢相応じゃないという事故が起こる。しかも自分が気づかないうちに事故が起きたりするから厄介だ。 振り返ると。 この半年は坂本龍一のようにして欲しいと美容師さんにはお願いしていた。 半年やってきて分かった。まだ早かった。やってみるとわかることある。やらなきゃわからないことがある。事故していたことに気づくには半年かかるんだ。 今日は1年前く

          半端な年頃

          +9

          川越散歩。

          川越散歩。

          +8

          ロールキャベツ系男子という死語

          今朝の会社の部内ミーティング。 ZOOMには20数人集まっている。正直誰か居なくても気付かない。忘れられてるのも悲しいが、このドライな距離感は悪くない。 ただドライならドライであれば良いのにウエットな関係を装うのは心地悪いわけで。 ミーティング開始までのアイスブレイクタイムに部長から僕の名前が呼ばれた。 「一番ズルいのが、ロールキャベツ系男子だよ、〇〇さんみたいなタイプな。」 正直最初から入室していない僕は何のことか分からない。文脈を探るまでもないことは明白なことだけはすぐ

          ロールキャベツ系男子という死語

          ストンと落ちる。

          突然くる。 ストンと落ちる。 ハイからローに。気のギアが上がらない。 何かがあるわけじゃない。 これは避けられない。 生活には存在する落とし穴。 ストンと落ちちゃうと簡単には上がれない。 エアポケットのような感じだけどもっともっと閉鎖的な。 井戸が一番近い。 さっきまで地上を歩き回ってコーヒーショップを探していたことが信じられないほどに。 これは説明が難しい上に説明する気力も尽きているという二重苦の僕にはなす術がない。 一つ言っておくと井戸に落ちた時は、自己を失っている訳

          ストンと落ちる。