圧力に応じて硬さが変わる素材を開発したぞ

圧力というか、衝撃に応じて硬くなるカスタードクリームの生地を書いたこことがある。

残念ながら、動画は削除されてしまってみることが出来ないのだけれど、非ニュートン液体と言う特性で、普段は軟らかいけれど、いざ銃弾を受けたときにぎゅっと堅くなる性質で最近の防弾チョッキにも使われているという。

なので、ゆっくり突き刺せば刺さる。バイクのドライバーにこういうプロテクターはどうだろうと思うけれども、接触面が大きい場合は肉体のダメージもおそらく届くだろうし、硬い路面に引きずられてしまうと役に立たないので、やはり、硬質の張り型を身につけた方が有効かもしれない。


カリフォルニア工科大学の研究チームが、粒状の部品を鎖帷子くさりかたびらのようにつなげて、軟らかくも硬くも出来る素材を開発。

自重の50倍の重さを支えられることが出来る。その秘密は中空構造のパーツを連結させており、加圧するとパーツ同士がかみ合いって目が詰まるようになり、剛性が高まるという寸法。

軟らかくて軽いので、着心地が良いという。スマートウェアラブル衣類としての展開の可能性があるという。引っ張っても硬くなるので、骨折したときや捻挫の外傷などに固定具として、柔軟な処置が出来るなんてこともあるかも。

電子制御が出来るなら、対人センサーをつけて、知らない人間が迫ってきたら、プロテクターとして変化するなんてことも出来そうだね。

要人のSPが普段はスーツを着ているけれど、テロリストの銃撃が起きたときに、ワンアクションでスーツが硬くなって、プロテクターに変わるって言うのもちょっとかっこいいのではないか。


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