【脳は熱い?】脳内温度を計測する技術を開発したぞ

自分の平熱は朝は35.5℃前後で活動時間など36.5℃当たりにまで上昇する。まあ、普通の人同じくらいの平熱だろう。

梅雨入りに入る前の暑い日になると外の日向を走っているので、37℃を超えることもある。

カメラを通して表面温度を測る最近よく見かけるセンサーに37℃を超えたことがあって、表面温度が高いと警告されてしまったことが。

梅雨が明けて夏日が続いたら、こういう誤報を何度も見かけるようになるんだろう。

熱中症もこれからはやってくるだろうし、自分も気をつけるけれど、体温が高すぎると本当に意識を失いかけるから。

身体が熱いってことは脳も熱くなっている。パソコンやスマホもCPUは熱くなる。それは人間の脳も同じ。


イギリス、ケンブリッジにある医学研究評議会(MRC)分子生物学研究所の研究者が主導する研究により、人間の脳の内部温度を4Dマップを作成した。

このマップにより、脳の温度は脳の領域、性別、年齢、時刻によって変化することを発見。人間の脳は体温と同じであると思われていたけれど、今回のことで覆された。

磁気共鳴スペクトル法(MRS)という脳スキャン技術をもちいて、20-40歳のボランティアを募集。午前、午後、夕方と1日かけてスキャンした。

その結果、36.1-40.9℃の値を示し、体の平熱よりもずっと高かった。内側は特に温度が高かった。そして、一番熱い部位は「視床」で性別にも違いがあった。

研究チームはもっと大規模な調査が必要として、脳の温度と管理が今後の脳外傷治療に関わってくるだろうとのこと。

脳がなぜ熱を持つのか、その辺のメカニズムもわかっているのかな。いずれは脳温計なんてものが、病院にも備わるかも。

眼球の温度を計測することで、脳温度がわかったりしないものかな。

脳が熱すぎると判定したら、休憩を提案するAIができたりして。


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