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「未来からの贈り物」~いばらの道が輝いたら~

 過去を悔やむ事がある。あの時にもっと別の選択をしていたらとか、家が貧しくなかったらもっと別の人生だったかもしれないとか、ふとマイナス思考になる場合がある。

 でも自分の周りをよく眺めると、私を支える友人達との出会いがあり、また私の感性を培ってきた良き出来事もある。様々な良き出会いや出来事が今の自分を支えているのだ。

 そう考えた時に、自分が悔んだ過去は、現在の出会いに必要だったかもしれないのだ。いばらの人生があったからこそ、今の良き出会いがあるとしたら…。視点を変えたら、思い出したくない過去さえ輝いて見える。

 日々の暮らしの中で落ち込む場合がある。しかしそれは、輝く「未来からの贈り物」だと思ったらどうだろうか? そんな風に、毎日自問自答する冷おろしである。

〈P.S.〉昨夜、駅のコンコースに設置している、ストリートピアノから、私の心に響いた曲が流れていました。演奏を終えた女性に、思わず曲名を尋ねていました。私の琴線に触れた曲は「カッチーニのアヴェ・マリア」でした。
 〈様々な良き出会いや出来事が今の自分を支えている〉
 
そんな思いを抱いた、金曜の夜の幸せな出来事でした。

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