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アンスクールの時代、到来間近 #120


こんにちは、雅(みやび)です。
今日のテーマは、

アンスクールの時代、到来間近

です。

『アンスクール』と聞いて何を感じますか?


学校へは行かずに、自宅等に家庭教師をつける、
ホームスクールとは違います。

アンスクールは、学校には行かせずに
何も教えない、ということ。

これを実践したら、日本では憲法違反になりますね。

憲法第26条第2項 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。


国民の義務を親として果たしていないということになってしまいます。

ところで、この憲法に定める「普通教育」とは、どんな教育なのか?
文部科学省の教育基本法の説明では、こうか説明されています。

普通教育とは、通例、全国民に共通の、一般的・基礎的な、職業的・専門的でない教育を指すとされ、義務教育と密接な関連を有する概念である。
九年の具体的な内訳については、教育基本法は特に規定せず、学校教育法に委ねている。


さて、

現在小学校で実施されている普通教育は子供の成長に合わせた、
カリキュラムになっているのでしょうか?


実は、子供が小さい頃から教え過ぎている
という疑問があります。

受験戦争が加熱して、どんどん幼い時期から
学習を始める方向に行ってしまいました。

子供の成長以前に、親が競争に走ってしまい
子供の成長が後回しになっています。

そして、

教育には子供の成長に合わせた
「タイミング」が重要であることが
忘れ去られているのです。


ですので、無理に詰め込まされている12歳以前の児童にとって
逆説的に、アンスクールこそが必要だというわけです。


そんなことしたら、子供が不良になってしまう!?


そんな風に考える人もいます。

いいえ、逆です。
実は、学校が不良になる原因を作っていると言ったら…

意外ですか?


ユング心理学では、心の構造や発達を
ペルソナとシャドウの関係で解き明かします。

ペルソナとは、仮面のこと。

自分を守るために、状況に合わせて振る舞いを変えるのが、ペルソナ。

12歳未満児童は心が発達している過程なので
あるべき姿だけを求めていくと

貪欲でダークな部分が出口を失ってしまい
どんどんペルソナの影である、シャドウが蓄積してしまうのです

そして、

臨界点に達すると、爆発します。

ペルソナも、シャドウも、バランスよく必要な
人間の二面性です。

子供たちは、最初から聖人君子にはなれません。

両方の経験が必要なのです。

学校は仮面だけを育てる場所になっています。

12歳以下の子供たちには
まだ仮面だけを押し付けるべきではない。

いろいろなことをやって、まだ膿を出す時期です。
出せないと、フラストレーションが溜まってしまいます。

12歳からは、脳が発達するので
学ぶ準備が整います。

そこから、本来の教育を始めるべきなのです。


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